このブログを読んでくれている人は…ITエンジニア,IT業界の人が多いので…これまで,あまり書かなかったことだけど,今回はITエンジニアではない人向けに書こうかなと。

 

今,このような状況になって…これがまだ数年,もしくは数十年続くと考えると…そこに対応する必要があるんだけど…

 

その時に備えて…

 

ITの知識を身に付けておくことを検討してみてはどうでしょう?

 

こういう話をすると,自慢だとか,マウントだとか,上から目線だとか…いろいろ誤解される可能性があるので,これまで一切してこなかったんだけど…そろそろそんなことも言ってられない状況に。感染よりも経済が…個人の生活が…

 

だから誤解されたらされたで無視するとして…書きますね。

 

対処療法で今の仕事を大事にし,今も将来も今の仕事で乗り切ろうと考えることは,もちろんとても重要なことです。

 

しかし,そこにばかり固執すると…変な方向に行くことも。大切なお客さんを”数”や”お金”としか見れなくなり,どんどん自分のことだけしか考えなくなる…。

 

長期的に考えれば,抜本的に考えた方がいいことも。

 

そこで,これを機に ”ITに強くなる” ことを目指すというのがベストな選択という人も絶対に居ると思うので。

 

その理由は…理由を上げればきりがないのですが,こんな感じです(↓)。

 

■今の仕事を大切にできる

 

ITの知識が自分にあれば…今できることも多くなる。これは,今の仕事を大切にできるということです。

 

今の状況が一時的なもので…しばらくして元の世界にもどれば,今までの強みを生かせばいいと思います。でもどうせなら、そこにITが加わることで相乗効果が狙えると思うんです。

 

Webサイトを立ち上げ,通販を始め,リモートで顧客とつながり,そんな簡単なことでも構いません、そこで成果があれば,そのノウハウをその後売ることもできますし。

 

これを外注のプロに頼めば高いんですよね。ITの知識がなくても上記のようなサービスを利用すれば可能ですが,その場合,ITの知識がないとなかなか勝てないんです。セキュリティリスクもあるので,大やけどをする可能性もありますし。

 

だから自分でITに強くなって、今の仕事を継続しながらその高度化を計ることには意義があると思うんです。

 

■難しくない

 

ITというと”難しい”イメージがありますが、それは幅広い選択肢があるだけで…”一つのプログラム言語”,”一つのアプリ”から始めると,そんなに難しくはありません。

 

焦らずに一つずつ積み上げていけばいいし,昔よりもわかりやすく,使いやすくなっているので、大丈夫です。

 

■下剋上可能

 

IT業界では,どんどん新技術が出てくるから…ITエンジニアでも,常に新技術を会得しないと陳腐化します。

 

しかしこれは逆に言うと下剋上しやすいということでもあるのです。

 

今ならAI,IoT,データの解析などの技術から覚えれば,古い技術しかしらないITエンジニアよりも先に行ける可能性は十分あります。

 

後述するように,IT業界は慢性的な人手不足で…多忙な状況が続いているので,既存のITエンジニアはAI等の新技術の勉強をしたくても,なかなかその時間が取れないという状況でもあるのでね。

 

だから時間のある人にとってはむちゃくちゃチャンスなんです。一気にごぼう抜きできますよ。

 

■自分の強みを活かせる

 

ITの知識をITエンジニア並に高めれば,その時には,ITエンジニアの持っていない本来の強みがあるので…形成は逆転します。

 

ITエンジニアは,ITには強いけどそれ以外はちょっと…という人が少なくないですから。まぁそれはどこの世界でもそうですが。

 

自分の今の魅力+IT=より強い自分…になれるんです。

 

 

絶対的に人が足りない

 

今,ITエンジニアは約90万人だそうですが,10年後には最大80万人不足すると言われているんです。その試算の後で,政府もITに集中投資すると言いだしたり,スマートシティ構想も始まったりしているので…そこからもっと足りなくなるのは明らかで…全然人が足りないのです。

 

簡単に言えば,ITエンジニア1人に2倍の仕事量があるということですからね。

 

だから,若い人はIT業界に身を置くのもいいでしょうし,ある程度の年齢なら…業務ノウハウをもってIT業界に入ってきてもいいと思います。

 

■つぶしが効く

 

それに…中小企業(全国に400万社),学校,田舎,御老人など…IT化が進んでいない(IT人材がいない,IT人材を必要としている)ところがむちゃくちゃあります(だから日本は遅れているんだろうけど…)。

 

派遣社員でも…時給単価が高いし。

 

需要>供給なので,いくらでもつぶしが効きます。

 

時間と場所にとらわれない

 

都会の喧騒に疲れた人は、「半農半IT」(田舎に住んで農業やりながら,ITでも収入を得るという働き方)なども可能です。月2回,週1回など,息抜きとして都会に出勤するなんていうこともできますし。

 

高収入での田舎暮らし,ノマド,ワ―ケ―ションなども可能です。

 

 

■特定の権力者に依存しない

 

昔と違って「力を持った特定の誰かに気に入られないといけない」ということが,どんどん無くなってきています。ネットのおかげで。

 

芸能界,出版,メーカー,小売り…

 

歳取っても,方向性が違っても…ファンや読者,利用者などと直接つながれることはとても大きいと思います。

 

これも”つぶしが効く”ということなのですが,雇用されなくても構わないんですね。

 

ちなみに僕は,30ぐらいで前の会社を退職した時,もう雇用されることは難しいな(というか嫌なので)と判断して,そこから雇用されていません。70歳ぐらいになったら,そこからはアプリで勝負しようと考えています。自分という個人ではなく,自分の作品で。多くの仕事は年齢の影響を受けますが,作品は年齢の影響を受けませんからね 笑。

 

■リスク

 

最後にリスクも言っておきますね。IT関連の仕事はネットとPCを使うので…電気と通信がやられると終わりです。富士山の噴火による首都圏の機能停止,大地震などですね。

 

それに対しては,半農半ITがベストかなと。個人的にですが。

 

 

 

 

ざっと思いつくままに挙げてみても,これぐらいはあります。細かいことを書き出すともっとあります。

 

個人的には…最も精神衛生上良いと思っているところは「絶対的に人が足りない」という点ですね。

 

多少のことでは焦らないし、

競争しなくていいので,優しくなれますし。

 

それに,ここはピンとこないかもしれませんが,”難しくない”,”下剋上可能”というのも本当です。業界の中と外では見え方が違うからやってみないとわからないと思いますが…

 

学ぶ順番にさえ気を付ければ…大したことはないんです。本当に。

 

 

このコロナで…将来のことを考えることが多くなったのではないでしょうか?

 

どうするかは別にして,その選択肢の一つに「ITの知識」を入れることをお勧めします。

 

ここで少しずつ「ゼロからのIT」についても書いていこうかなとも考え始めたので…そういうのも利用していただければなと。

 

※本文と画像は無関係。それらしい画像を張り付けただけです