昨日,横浜アリーナで乃木坂46のライブがあった。今回は3日間。その初日。



内容は…こんな感じ。

「乃木坂横アリアンダーライブ斉藤優里、伊藤かりん涙」

by日刊スポーツ

 

最後に伊藤かりんさんが「誇りに思う」って言ってたけれど…良い言葉。乃木坂メンバも,スタッフも,ファンも…乃木坂46という生命体に関与できていることを,皆,誇りに思っている。

 

金を出すのはファンだけど(笑)。

 

でも,真面目な話をすると…それ以上の価値をもらってるからこそ,コスパを考えて…みんな優先しているんだろう。俺にとっては最高のモンスターエナジー。キラー細胞も増えるし,生産性も高まるし,アイデアも降りてくる。

 

 

それに…

 

今の良いファンを集めてきたのは,他ならぬ乃木坂46メンバーだからな。作り上げたのは。

 

今の時代に重視されているファンづくり。

 

ファンマーケティングっていう人もいるのかな?


一般のビジネスでも重視されてきていること。

 

でも...”顧客開拓”って,マーケティングの教科書に書いてある画一的なことだけを実践していても,思うようにいかないからな。


根っこの部分はテクニカル面ではなく,姿勢やハートになるから…標準化や体系化がしにくい。ゆえに,教科書にはたぶん出てこない。

 

 

でもこれが…乃木坂46を見ていたらよくわかる。納得すること多し。

 

なぜ,類は友を呼ぶのか?

なぜ,ファンは推しに似るのか?

 

ってのも、その一つ。


同じ考えの人が集まるってだけじゃなく...ファンが推しに似てくる、もしくは浄化されるってのが大きい。


ファンには本質的に”好かれたい”という想いがある。会いに行ける場合はなおさら。そこにはもちろん,他のファンよりも”愛されたい”,”認められたい”という競争的な想いってのもある。

 

で…どうすれば好かれるのか?って考えた時に,普通に,好かれたい相手をよーく観察する。ブログを読んだり,雑誌のインタビュー記事を読んだり,ライブや握手会で会話したり。

 

で,それを見て競争する。一番好かれようと。


すると…自ずと…相手の思想=相手の望むこと=そこに同調することこそ,相手に好かれるってところに行き着いて、そこでの競争が始まる。


乃木坂メンバーが...

 

・自分の夢や目的のために,他人を押しのけない。

 →だからファンの間でも、競争もそういう競争になる。

・乃木坂46を大事にする

 →だからファンも乃木坂を大事にする競争が始まる。で、箱推しになる

・他のメンバーを大切にする

 →だからファンも推し以外も大切にするようになる。そこでの競争が始まり、二推し,三推しが増えていって増し増し状態になる

・太客やTO以外のファンも大切にする(…以外の方こそ大切にする)

 →距離感を理解しているファンの数が増える


時間はかかるけれど...ビジネスは拡大する。しかもベースがしっかりしているから強い。




もちろん,常時一定数“ファン”とは呼べない“ただの顧客”は沸いてくる。

 

しかし,その都度…乃木坂メンバーって態度で示して浄化してきたんだよな。ファンを態度や行動で…暗に教育してきたんだと思う。


これぞ真の教育!

 

すごく”真っ直ぐ”だから。乃木坂の人たちみんな。

 

 

ということで…

 

類は友を呼ぶ。

もしくは

ファンは推しに似る。

 

俺も大切にしていること。

 

まずは自分から。

背中を見せる。

 

で、ここ(↑)に行き着く。

 

最近”多様性”を許容する方向に流れているけれど…それって価値観とか生き方とか…副次的要素だからな。根っこにある心の透明度に対するものじゃない。

 

 

なので、俺のリファレンス。


ってわけだ。







ちなみに...乃木坂46に出会った2011年の夏、

 

・1990年に”Windows3.0”に出会った時

・そのちょっと後に”Netware”でLANに出会った時

・そのまたちょっと後に”インターネット”に出会った時

・2001年に”BSC”に出会った時

・そのちょっと前にSAPのR3に出会った時

 

それらと同じくらいのインパクトがあった。2011年に彼女たちがデビューした時に。だから、誰よりも早く学んでおきたいと思った。

 

全部,爆発的に売れている。必然だったと思う(笑)。



やっぱ乃木坂だな。