2019年のテーマをひとつ決めました。それは…
“捨てる”
今年は,単に…“自由に生きる”だけではなく,より一層身軽になるために,いろんなものを捨てて行こうと考えています。”自由に生きる”ってのだと,昨年までと変わらず進化が無いからね。
と言っても…対象は“かさばる物”で,置き場所に困らない電子データや,一番大切な人間関係を捨てるわけではありません。形の無いモノ,眼に見えないモノ,容易に買えないモノは,今まで以上に増やし…邪魔なモノは一掃したいなと。
邦画や洋画のDVDやBDだけでも千枚ぐらいあるし,本はそれ以上にある。それに使っていないパソコンや携帯電話,周辺機器など…ぜーんぶ捨てる!
で,ちょうどいいので…リサイクル関連法の復習も。
小型家電リサイクル法
正式名称は「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律」。平成25年4月1日施行の法律で,リサイクル関連法の中で最近の法律かな。まだ5年ちょっと。
家電リサイクル法→パソコンリサイクル法→小型家電リサイクル法の流れ。
その目的はこんな感じ。
「使用済小型電子機器等に利用されている金属その他の有用なものの相当部分が回収されずに廃棄されている状況に鑑み、使用済小型電子機器等の再資源化を促進するための措置を講ずることにより、廃棄物の適正な処理及び資源の有効な利用の確保を図り、もって生活環境の保全及び国民経済の健全な発展に寄与すること。」(同法 第1条)
ほら,聞いたことない?
「携帯電話からレアメタルを取り出す!」ってやつ。
それそれ。
レアメタル(金,銀,リチウム,プラチナ)や,ベースメタル(鉄,銅,アルミなど)の含んだ小型家電をそのまま埋立地に捨てるのはもったいない。再利用しよう!ってことで始まった。
対象になるのは…
家電リサイクル法の対象になる4品目(テレビ,エアコン,冷蔵庫・冷凍庫,洗濯機・乾燥機)以外の家電製品で…それ以外の広範囲にわたる家電製品。
代表的なものは,携帯電話端末,パソコン(モニターを含む),電話機,ラジオ,デジタルカメラ,ビデオカメラ,HDDレコーダ,HDD,USBメモリ,ゲーム機など。パソコンに関しては,パソコンリサイクル法と被ってる。
で,今日は…ノートパソコン,(容量の小さくなった古い)HDD,昔使っていた携帯電話を…この法律に基づいてリサイクルに出してきた。
ちなみに…
これらの小型家電のうち、特定品目は無料で回収してもらうことができる。
パソコン,HDD,携帯電話は特定品目なので無料。
特定品目以外だと,小型家電(540円),中型家電(1,080円),大型家電(4,320円),特殊家電(2,160円)かかる。
→例)エディオンのサイト
回収方法は,ボックス回収,ステーション回収,ピックアップ回収,集団回収・市民参加型回収,イベント回収,清掃工場等への持込み,戸別訪問回収、店頭回収などがある。
ちなみに,パソコンは、本法律施行前まで「資源有効利用促進法(通称:パソコンリサイクル法)」の対象で、製造メーカーが回収しリサイクルすることとされていたが、本法によって家電量販店や自治体も回収ルートに入る(事業用は回収方法が異なる場合も)。
僕の場合は、認定事業者になっている家電量販店のエディオンが北伊丹にあるので、そこまで持っていった。回収ボックスじゃなく店頭回収なので、後々のトラブル防止のためなんだろう...いろいろ書類にサインをさせられた。
パソコンは初期化して出荷時の状態に戻し、HDDは物理的に破壊して持ち込んだ。携帯電話に関しては、エディオンの方で、目の前で物理的に破壊してくれた。
情報漏洩対策や個人情報保護の観点で,家電量販店は安心ですね。最悪、漏洩しても大丈夫なようには処理しているけれど、それでも漏洩すると面倒ですからね。
ざっと,こんな感じでしょうか。
ちなみに、最も信頼のおける情報源は,やはり環境省のサイトになると思います。特に,「各種ガイドライン」と「解説資料」の中には,理解を助けてくれるいい資料が。
https://www.env.go.jp/recycle/recycling/raremetals/index.html
全体像ではなく,実務面での情報ですと…実際に回収をしている市町村や,家電量販店のサイトを見るといいでしょう。僕の場合は近くにあるのがエディオンなので,そのサイトを紹介しておきます。
P.318「リサイクル関連法」の補足説明