ITストラテジスト 平成30年午後Ⅱ問1

「事業目標の達成を目指すIT戦略の策定について」

 

/感想

 

予想通り,IT戦略を事業目標までつなげるパターン。これは添削した本数も多いし,事前準備として言ってきたこと。これは受講生以外でも下記の記事を読んでいる人は準備できていたのではないかな?

 

10月15日 ITストラテジストの論文に関して

10月16日 ST/SM/SA 午後Ⅱ 最終チェック30分

 

過去問題との関係だと,平成29年の2問の流れを継承している。そのため,H29の2問で準備していた人でも十分書ききれているはず。後は,H24問1かな。これが一番近い。ただ,すごくオーソドックスな問題には違いない。

 

● 全体

 

投資効果の最もオーソドックスな形で…

 

IT導入 → 何かしらのKPI → 何かしらのKPI → 事業目標

 

とつなげていって,設問ウで「ほら,つながっているでしょ」と展開すればOK。

 

しかも,ITストラテジストが考える3つの領域(ITソリューション,インフラ=情報基盤整備,情報システム部の体制)について三つ巴で検討したことを設問イで書いていればOK!

 

● 設問ア

 

準備した数字の入った事業概要(400字)に,事業目標は数値目標が望ましい。営利目的の株式会社なら売上目標でOK。病院や学校,自治体などの非営利団体でも具体的な事業目標で評価指標などで評価ができるものなら問題は無い。設問イでは,事業目標の達成に関する有効性が問われているので,アバウトな目標(達成したかどうかどうとでもとれるもの)は厳しいだろう。それだけで不合格になることは無いと思うけど。

 

● 設問イ

 

ここで具体的なIT戦略を書く。この時に検討したことを書く。もちろん①ITソリューションを軸として書くが,②インフラ,③情報システム部の体制の三位一体で書くことが重要。設問にも問題文にもある。設問ウがあるので③は必須。

 

そして,「有効なIT」の説明として「事業目標達成への貢献内容」にについて書く。平成29年度の問題と同様に…「このITを導入すると,これがこうなって,これがこうなって,結果,事業目標が達成できるはず」という感じで。1~2のKPIと具体的な目標数値を書くことと,ITだけではなく人材の育成などの推進体制づくりを絡めると万全。

 

上記の2点に反応できていれば合格確定。楽しみに合格発表を待とう(笑)。

 

● 設問ウ

 

設問イで書くことはあくまでも自分の中でのシミュレーション。それを冗長になってもいいので,ここにも書く。それを説明したという体で。

 

設問イのKPIに具体的な数値目標を持たせていたら「定量的に中間指標を示すことで,ITの導入効果と事業目標の達成の間の因果関係を明確にした」とすればOK。評価も,「そこを評価された」とすればいいだろう。

 

それと問題文にもあるように,もうひとつ「IT導入だけじゃダメ。推進体制が必要だ」ということを進言して,例えばそれで成功を確信したという感じで書いておけばいいだろう。

 

● A評価の基準

 

これは難しいけれど…①因果関係でIT導入と事業目標の達成がつながっていることを表現できて,②IT+推進体制を表現できていて,それを設問イと設問ウで書ききれていると,多少,定量的でなくてもA評価になるんじゃないだろうか。そんな感じ。

 

 

/モチベーションアップのお供に!

 

まずは“推し”を見つける。年齢差を気にする人は自分の年齢に近い人を。まぁ…アイドルというより女優やタレントだから,そんなの考えなくていいと思うけど。自分は自分。

 

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