今秋のドラマは面白い予感。
今のところ…
CX「SUITS」
CX「僕らは奇跡でできている」
TBS「中学聖日記」
NTV「獣になれない私たち」
NTV「ブラックスキャンダル」
今後もいろいろ控えている。
下町ロケット,今日から俺は!!,リーガルV…
次女に任せているアニメも…進撃の巨人,ブラッククローバーに加え,東京喰種:Reが始まっている。その他,マイナーなものもいろいろ。
年末にかけて…執筆のお供にちょうどいい。
/獣になれない私たち
で,昨日(10/10)から始まった新垣結衣主演の「獣になれない私たち」は特に興味深い。
https://www.ntv.co.jp/kemonare/
※日テレオンデマンドで10/17午後9時59分まで見逃し無料配信中。
https://cu.ntv.co.jp/kemonare_01/
これ,恋愛ドラマかと思っていたら…今の労働環境の影の部分が数多く詰まった社会派ドラマなんだな。脚本が「逃げ恥」の野木亜紀子さん。
上司にも部下にも,お客さんにも「No」を言えないガッキーが,仕事ができる分,ひとり仕事を抱え込んでしまって疲弊する…
そんなところから話が始まる。
第1話は,そういう自分を“変える”ために,自分の着たいファッションをまとって出社するところで終わった。
/Noが言える環境
次週以後,このブログのテーマでもある「自分らしい働き方」をどうやってゲットするのか…そのあたりのヒントが出てくるんだろうなって,勝手に期待。
このドラマを見て改めて感じたのは…
自分自身と自分のペースを守るために,“No”を言える環境って重要なんだなと。
仕事が来る人って2種類いる。
・断らないから仕事が来る人
・断っても仕事が来る人
前者の場合,仕事を無難にこなして最低限の期待には応えることができるのだろうけど…仕事ができるから,仕事が舞い込んできているわけじゃない可能性がある。
最初はいい。
チャンスを掴む目的で,最初は「断らないこと」で仕事を取ってきてもいいんだろうけど,できる限り早い段階で…「断っても仕事が入ってくるようになる人」に脱皮しないといけないと思う。
じゃなきゃ,しんどい。
サラリーマンでも,フリーになっても,起業しても…どんな立場でも…断ったら嫌われる,仕事が無くなるという…どんな理由でも…
“No”が言えない環境は“しんどい”
断ることができる環境,Noが言える環境…“Yes”という時にでも,自分の条件を尊重してもらえる環境…
それがすごく大事。
自分が“商品”だとしても,それは“自分のもの”であって,“他人が独占販売権を持つ,自分の意思がない商品”であってはならないと思う。
そこに幸せはない。
/どっちがほんとに必要とされているのか?
それに…断らずに我慢して対応するエネルギーがあるのなら,
そのエネルギーは…
断れる相手を探すことに使った方がいい。プライベートでも仕事でも。
自分の意思を尊重してくれる相手と一緒にいた方がいいのは間違いないし,同じ苦労をするにしても,そういう相手との苦労は楽しいからな。
もちろん,そういう自分の意思を尊重してくれる相手を探している時は,多くの人に…
「“No”って言うなら,君はいらない」
って言われるかもしれない。
断られまくるかもしれない(笑)。
そう言って断られることが多ければ…「自分は必要とされていない」とか,「自分を否定されている」とか感じることも多いかもしれないし…それを想像すると…その事実を見たくないって思うかもしれない…
でもね。
よーく考えてみたらいいと思う…どっちが,本当に必要とされているのか?ってことを。
体よく使われることと,本当に必要とされていることは違う。
探せば必ずどこかにいる。自分を必要としてくれている人が。
今の状況を大事にするより,未来に賭けた方がいいしね。
/苦労して手に入れたものでも…
そういう意味での“売り込み”は有益。断られても,断られても,めげずに自分を売り込むことは大事。そこに苦労することは大事。
でも,
苦労したその先に…相手が「OK」出したとしても,安易にそれに飛び乗らないことも,むちゃくちゃ重要。苦労の末に得た「OK」でも,断ることも視野に入れておくことが大事。
つまり…“売り込み”ながら条件を付けることが重要。
自分らしくいるということと,他人のために働くという…この相反する矛盾に対し…最適なところでバランスを取るには,
“売り込み”と“断ることも視野に入れた条件付け”の両立を目指すこと。
それにかかっていると思う。
言い換えれば…苦労して手に入れたもの,手に入りそうなものでも…捨てる勇気を持つってこと。
苦労して手に入れたもの,手に入りそうなものを捨てるのは勇気のいることだけど,その先にもっと素晴らしい世界があるかもしれないのに,現状がその可能性の足を引っ張っているのなら,それは“手に入れてはいけないもの”。
それもまた一興だし(笑)。
それと。
これって…一見すると“わがまま”のように見えるかもしれないけれど,需要と供給を踏まえたパワーバランスの平準化で,フラットなパートナーシップに過ぎない。
どっちが上でもいけない。
お互いに断る権利を含めて,条件を付け合うことが商談の本質。