乃木坂46版ミュージカル セーラームーン。
今日は大阪で仕事やら、何やらで行けないけど、明日と明後日は観に行く。始発で東京へ。
観ることができる時には観ていたい。
“今”を大事にしたい。
それを強く意識しだしたのは…昔
「いずれ失明する」
って医者に言われた時から。
1995年…阪神大震災後、緊張が続いて体調を崩した。本震から3ヶ月後くらいだろうか...さらに眼の調子が悪くなったから、近所の眼科に行ったら...そこで、そう言われた。
先天性の白内障に加えて...緑内障を発症しているとのこと。
まぁまぁショックだった。
その日は淀川の土手でボーッとしてたな。
そこからいろいろ練習始めた。
備えるために。
ただ...それから半年ぐらい点眼薬で治療していたら眼圧は下がった。少し気持ちに余裕が出てきたので、今後どうしたらいいのかを専門書を取り寄せて読んでいると...なんか違うような気がしてきて...セカンドオピニオンが欲しくなった。それを親父に言ったら、厚生年金病院に緑内障の権威の先生がいらっしゃるとのこと。
で、診てもらったら...
誤診だった。
高眼圧症だけど緑内障ではないとのこと。
そこから5年ぐらい経過観察して...もう大丈夫って言われた時はホッとした。当時は親以外誰にも言ってない(当時はまだ彼女だった嫁にも)。心配かけるの嫌なんで。なので少々しんどかった。
もちろん、それ以来、視野の定期チェックは欠かさない。ちょっとした時間があれば片目瞑ってチェックしてる(笑)。
で、その時の記憶があるから、今を大切にしないといけないと強く思うようになったんだよな。
見えるのが嬉しいから、舞台を観るのが好き(笑)。
でも...誤診と言えば...これは2番目の恐怖。
もっと怖かったことがある。
それは...阪神大震災の数年前。まだ20代の頃...
1週間ほど胃腸の調子がおかしかったので、ある日病院に行ったら...精密検査が必要だと言われ...それじゃあ...って感じ調べてもらった。
その数日後、結果を聞きに行って...部屋の前で待っていると...
先生と看護師の会話が漏れてきた。
「まだ若いのに...」
「かわいそう。これは結構大きいぞ。」
「手術で取れるかどうか...」
明らかに俺のレントゲン写真見て言ってる...
血の気が引いて、ほんとに足に力が入らなくなった 。
終わった…
って思った。
けれど...話を聞かないとどうしようもないので...覚悟を決めて部屋に入った。
すると...
痔だった。
「まだ若いのに...痛いでしょ、これ。」と、笑顔で言う医者。
殴ってやろうかと思った。
笑
まぁそんな余裕も無く、無茶苦茶嬉しかったのを覚えている。
まぁこれは誤診ではないんだけど。
これは速攻で嫁(当時は彼女)に言った。
ウケた(笑)。
2018.9.29 追記
というわけで...チームSの千穐楽の1っこ前公演に無事到着。今日はちょっと前すぎるけど、どセンター。眼の悪い(運転する時以外は裸眼なので実はあんまり見えてない)俺でも、よく観える席 笑。
5列目のど真ん中で観る舞台は、演者さんの本気の息遣いまで感じることができて...没入感半端なかった。その世界に引きずり込まれた...。
価値ある時間をありがとう。
千穐楽も観たかった。