今日の夕方,むちゃくちゃテンション上がる出来事があった!
それは…信頼のおけるFP(ファイナンシャル・プランナー)と出会えたこと!
いやーー長かった!
なんだそんなこと?って思われるかもしれないけれど…どんな分野でも,一流のプロに出会えたら…そりゃテンション上がるわな。
それだけで人生が充実すると言っても過言ではないんだから。
ということで…今日は”保険”の話!
//これまでの保険のセールス//
仕事柄…というか,一応独立して会社やってるんんで,”保険”に関しては結構いろいろ考えていて,それ相応の知識を身に着けながら,保険会社の販売員の方々の話をよく聞いている。
でも…これまでなかなか…僕が期待する人には出会えなかったんだよな。多くは…
・自分の利益しか考えていない人
・保険商品の話しかしない(できない)人
…そんな感じだった。
//求めていること//
でも僕が知りたいのは”保険商品”のことじゃない!
僕の人生において…どんな時に保険が役に立ち,それはどれぐらいの効果があるのか?なので,それこそリスク特定と,個々のリスクの発生確率と影響度になる。具体的には…
①どんな病気,怪我に備えればいいのか?
②上記①の発生確率はどれくらいか?
③上記①が顕在化した時の影響度
・治療方法と治療費
・厚生労働省の施策や動向
・医療機関の現状
つまり…
僕が聞きたいのは”保険商品”のことじゃなく”医療”についての話。議論もそのレベルでしたいって,ずーっと思っていた。
//本当の営業ってこれなんだよな!//
で,今日。
何気なしにふらーーと入った保険のお店で,特に期待もしていなかったんだけど…
今日会ったFPのおっさんが,最初に話し始めたのが…保険商品の話なんかじゃなく…先進医療の話だった(先端医療とは違うということから始まった)。
で,当然僕はそこに喰いついた。
すると…突然「今日,お時間ありますか?」と言いだして,どんな話をするのかと待ってたら…自前の医療機器や最新治療の資料を出してきて…得意げに「がんの最新治療」について語りだした。免疫療法,重粒子線治療,陽子線治療から…最新のホウ素中性子補足療法(BNCT)まで(笑)。最後のBNCTは知らなかった。
自分でも言っていた「マニアなんです」って。
ただ,もうこの時点で僕は決めていた。「このおっさんに任せておけば大丈夫」って(笑)。この人と契約するって速攻で決めた。
そして,そこからさらに僕の方も…「保険販売の在り方」に触れる話をしたもんだから,話が盛り上がって…保険のからくりから,自分が考えるベストな保険まで,個々の病気や,それに対する厚生労働省の動き,今後の読みなんかを中心に…僕の知らないことを存分に語ってくれた。
で,結局,保険の売込みなんか全くなく…途中はなんか…カンファレンスみたいな感じで「どうやって治療すべきか?」についてディスカッションし,
気付いたら2時間ぐらい…盛り上がって終わった(笑)。
これぞまさに…「売らない営業」の真骨頂(笑)。これなんだよな…本当の営業って。
顧客が本当に知りたいこと,不安に思っていることを考えたうえで,自分にどんな知識が必要かを設定し,そこを磨きぬく。
そのおっさんも…保険商品を扱うにあたっては,病気と医療についての深くて最新の知識が必須だとわかり,厚生労働省の公表データに目を通すのはもちろんのこと,実際に病院を巡っては医者に話を聞いていると言っていた。
//セールスエンジニアも同じ!//
セールスエンジニア(情報システムの営業)も同じ。ITコンサルタントなんかもそう。
・自分の利益しか考えていない人
・IT(情報システム)の話しかしない(できない)人
これじゃぁダメだよな。経営者,すなわち意思決定するオーナーは,そこって求めてないもんな。そうじゃなく…
・顧客の利益を考えてくれる人
・そのシステムを入れたら,顧客がどうなるのか?
相手と同じ目線…これが重要。
これらを中心に考えてくれる人にならないとな。そのために必要な知識を自分で設定しそれを磨く。ITに関する知識はデフォルトで,そこに経済や経営,哲学や心理学なんかも必要になる。
//ホンモノに出会えたら…テンション上がる!//
でもやっぱり…ホンモノ,すなわち超一流に出会えたら,それだけでテンション上がるよな!
・乃木坂46
・有楽町の靴磨き職人
・世界一清潔な空港の清掃人
・トヨタの整備世界一(高校時代の同級生)
特に異分野で,僕の知らない,あるいは追いかけきれないところの知識だったら格別。知らないことを…会うたびに補充してくれる人には,また会いたくなるもんな。
5月1日…GW真っ只中(平日)なんだけど…医療制度や最新医療技術について語り合える保険会社のおっさんに出会えたのは,本当に良かったと思っている。
ラッキー!! テンション上がった!!
//残された課題,改善の余地//
ただ…そのおっさん,そこそこ歳取ってたんで…若い人は不安になると思う。契約する時は今でも,保険を使う時ってずっと先だから。それまで,そのおっさんが生きてたらいいけど,そんな保証はない。
なので…俺がもし保険の販売員だったら…
そういう不安に対しても対策取る。
お客様が保険を使う時に,自分がいなくなっていてもスムーズに保険が出るように,何かしらの方法で若い人と連携し,相互バックアップ体制を敷いておくことを考えて準備するだろうな。
そしてそれをお客さんに自ら話をして…安心してもらうという戦略に出ると思う。
※今日そのおっさんに教えてもらった,がん治療費をシミュレーションできるサイト。
※安全なサイトかどうかは知りませんので,自己責任でアクセスしてください。