平成30年春の高度系午前Ⅱの過去問題流用率他,秋試験の対策にもなるので…ちょっと分析。備忘録としても。次の8つに分類。

 

同一区分の問題

①過去問題がほぼほぼそのまま出題

②類似問題。過去問題を理解していれば容易に解ける問題

③新規問題で,知らないと解けない

 

その他の問題

④同一区分の過去の午前Ⅱで出題

⑤基本情報レベルなので常識問題

⑥他の区分で出題済みだが常識でもない問題

⑦上記の類似問題

⑧まったくの新規問題

 

 

//データベーススペシャリスト・例年通り//

 

データベースの問題が19問,その他の問題が6問。それぞれの内訳は次の通り。過去問題がそのままのDB区分の問題(①)は10問。

DB19問中…①10問,②6問,③3問

その他6問中…④1問,⑤2問,⑥1問,⑦2問,⑧0問

 

//プロジェクトマネージャ・例年よりやや少ない//

 

プロジェクトマネジメントの問題は過去最多の18問,その他の問題が7問。それぞれの内訳は次の通り。過去問題がそのままのDB区分の問題(①)は7問。

PM18問中…①7問,②8問,③3問

その他7問中…④1問,⑤4問(過去のPM午前Ⅱで出題された問題の類似問題が3問),⑥1問,⑦0問,⑧1問

 

昨年度が17問中①が10問と多すぎたのでその反動だと思う。昨年を除けば①は6~8問なので例年通り(今のPMはPMBOK完全準拠なので完全一致は少な目)。その代り,類似問題が多く,新たなキーワードでも消去法で正解できる問題が多いので特に問題なし。来年(H31)は,PMBOKv6対応になるはずなので,来年は注意すること。もちろんそれを加味して今からテキストを作成する。当然2018年版を使った人が2019年版も使ったら合格しやすいように配慮する。

 

 

//ちょっとした変化//

 

ただ…ちょっとした変化が見られた。午前問題の選択肢は,あいうえおに並んでいる等一定のルールがあるので,選択肢に言い回しの変化等がないと順番が変わらないはずなのに,平成30年のDB午前Ⅱ問11は,平成26年の同問11と選択肢も同じにもかかわらず,ウとエの順番が入れ替わっている。

 

とは言うものの他の問題は何ら変わりないので,この問題だけの変化。でそこから類推するに…句点(いわゆる点)の優先順位をひらがなよりも高めたのだろう。そこしか違いは無い。

 

まぁ大勢に影響はなく…ただそれだけの話だけど(笑)。何でも体系化してしまい分類する癖がついているので,変化があったら気になるので(笑)。

 

 

(随時更新していきます)