今年の午後Ⅰは,昨年までの午後Ⅱに寄せてきているのかな?午後Ⅱの出題パターンが,年数経つと午後Ⅰの問題になるというのは,テクニカル系ではよくある話なので,そういうことなのか。

 

いずれにせよ,序章の解答テクニックを午後Ⅰ,午後Ⅱ(論理設計,物理設計ともに)熟読して厳選問題で練習しておけば,十分合格レベルに持っていけたと思う。まだ午後Ⅱは見ていないので,少なくとも午後Ⅰはそうだな。

 

あと…やっぱりSQLは基本情報のレベルで,きっちろと仕上げておいた方がいい。今回の2018年版では,レベル2,レベル3も込々で第1章にSQLを持ってきたから,早い段階からそこを万全にしておけば,かなり楽になると思う。コンテンツ作って公開しようかな。検討します。

 

 

//問1//

 

例年通りの「データベース設計」。これは平成26年から4年連続で午後Ⅰの問1で取り上げられているので想定通りの出題かな(平成30年で5年連続)。ボリューム(ページ数)も例年通りの6ページ(平成26年だけ8ページ)で,問題文の構成も「業務の概要(説明)」と,「未完成の概念データモデルと関係スキーマ」なので,過去問題を活用して試験対策を進めてきた人は,練習通りの手順で回答していけば十分高得点が取れたはず。

 

設問3(2)以外は,午後Ⅱ対策をしていれば普通に解ける。設問3(2)は,まだ見てないので,解説を書き終えたらここを更新しますね。

 

 

//問2//

 

「制約」に関する問題。問題文の全体像をざっと眺めると,制約の中でも“参照制約”に関するもので,一部SQL絡みで出題されているのか…やっぱりSQLはFEで完全に仕上げておくべきだな。出題が増えてきている。

 

ざっと見ただけでは難易度まではわからないけど,参照制約は,原則,応用情報や午前問題で出題されるレベルだもんな。挙動モードと検査契機モードについての記述があるけど,問題文で詳しく説明してくれているので,そのあたりの知識が無くても解けるはず。

 

とにかく,午後Ⅰで取り上げられるのは珍しい。制約に関する出題は,平成26年問3で“UNIQUE”がでたぐらいかな。設問単位では出題されるけど…どうせ午前対策,SQL対策として仕上げておかないといけないので,見慣れない問題のパターンだけど十分高得点が期待できるはず。

 

まだじっくり中身を見ていないし,類似問題に関しても記憶にあるだけのものなので,今後解説を作成した段階で,難易度含めてここを更新しますね。

 

 

//問3//

 

???物理設計?このパターン,これも午後Ⅱだな。パッと見だけど。

 

今年は,午後Ⅱ対策だけしかやっていなかった人でも,問1と問3を選択すれば合格できるのか?

 

序章の午後Ⅱ対策の「物理設計」(序章P.80-84の熟読と厳選問題H27午後Ⅱ問1)をやっていれば,十分高得点が期待できるはず。

 

これも解説を作成する過程でわかるので,難易度含めて確認するね。

 

(以上)