4月4日から3日間,SEプラスのSEカレッジに登壇するっていうのは…一つ前のブログ記事の通りなんですが…
もうひとつ楽しみな新コースがあります。それが…
「資格の使い方」
これまで…資格の説明や取得方法の講座は多かったんですが,やっぱりこれが無いと意味が無いからと,満を持して今回,講座にしちゃいました。
受講生には…しっかり考えてもらおうかなと。人生を豊かにするために。
//取る努力はしても,使う努力は…//
キャリア形成や資格取得に関係する仕事をしているので,僕の周囲には,資格を持っている人がたくさんいます。
しかも…多忙な合間に時間を割いて勉強しながら…資格取得に対してすごく頑張っている人ばかりです。確かに,難易度の高い資格ってそれ相応の時間が必要になりますからね。
でも…苦労して,時に何かを犠牲にしてまで取ったのに,それを上手に活用している人って多いのでしょうか?
資格取得そのものが目的化してゴールになり,取って終わりという本末転倒になっていませんか?
IT系の資格って,それが無いと仕事ができないわけじゃないので,だからこそより一層,しっかりと活用するってことを考えていかないともったいない。
“資格=武器”なんですが,そこには高度なハンドリング技術が必要です。F1マシンに乗ったからと言って誰もが速く走れるわけじゃありません。“宝の持ち腐れ”になるぐらいなら,身の丈に合わせて資格を持たない方がいいかもしれませんし。
//資格の様々な活用事例を紹介//
僕は,元々資格否定論者で,そんなの無くても仕事ができるって思っていました。
・上司や会社から言われたから
・能力があるとみられる,できる奴と思われたい
・給料が上がる。報奨金がもらえる。
資格にはそんなイメージしかなく…「それなら,いらねぇや」って思っていましたから(笑)。仕事で成果を出して,金を稼げばいいやって。
ただ…あるきっかけがあって…「あれ,資格って使えるんじゃないか?」って思い出したのがきっかけで,そこから取るようになりました。
したがって…使い倒すことが前提で取っているので,そのあたりのお話しをさせていただこうかなと考えています。
//用途開発が必要//
そもそも資格って…“シーズ”なんですよね。だから用途開発が不可欠なんです。
いくらすごい“技術”を持っていたとしても,その技術に“用途”が無ければ売れません。
顧客や消費者が…「この部品を使えば,こんな素晴らしい製品ができる(BtoB)」とか,「この製品を買えば,これに使えるよな(BtoC)」というように,既にあるいはすぐに“用途”を見出してくれれば売れるでしょうが,顧客や消費者が気付いていない場合には…その技術を持っている人が“用途”を考え,情報提供しなければなりません。
それが用途開発です。一般的に,技術開発と用途開発は両輪でやっていかないといけないと言われているんです。
で,IT系の資格に関しては,会社や世間がその用途に気付いていないわけですからね。自分で…試行錯誤しながら用途開発をしなければ,結局使えないんです。
//自分の夢や目標実現の“武器”として//
その用途開発ともうひとつ。
資格という“武器”を使うシーンを具体的にイメージすることも重要です。
夢の実現過程において,資格という武器を…いつ,どんな形で使うのか?そのイメージです。経営戦略のような感じの…人生戦略です。
周囲の用途と,自分の利用シーン。この両者がうまく嵌った時に,資格に価値が出てきます。
そんなお話をしながら,一緒に考えていく講座です。
今,絶賛資料作成中。
東京への移動中の新幹線の車窓から