ようやく決算処理もめどがついたので…少し休憩。

 

もう4月か…

 

4月と言えば,テレビやラジオも番組改編の時期なんだよな。

 

 

//芸能人にとって過酷な時代//

 

先日の乃木坂46のネットテレビ(46時間テレビ)もそうだったんだけど,4月改編の番組でも…視聴者の意見をリアルタイムに把握する視聴者参加型番組(SNS連携等含む広義の視聴者参加番組)が,明らかに増えているよな。

 

視聴者の反応か…

 

ネットのおかげで…1憶総自己主張というめんどくさい時代になってしまって,自己主張することがテレビを視る目的になったからだろう…今後,ますます片方向ではなく,双方向になっていくのかな。

 

視聴者だけじゃないからな…それを望んでいるのは。

 

マーケティング4.0の観点から考えても,スポンサーや番組制作者の立場から考えても…むちゃくちゃ都合がいいわけだし。どっちかっていうと…テレビ局自体がその方向に活路を見出そうとしているわけだし…。

 

でも…タレントさんはどうなんだろう?キツイよな。

 

ライブ会場や舞台のように,ファンしかいない場ならまだいいよ。そこで聴こえてくるのは絶賛しかないから。でも,テレビはそうじゃない。ファン以外の人が大多数を占める。しかも…いろんな狙いもあって,いろんな意見が発生する。そして…それらの声が,否が応でも耳に入ってくるんだろ?

 

…過酷すぎないか?

 

 

//勘違いしてはいけないこと//

 

ファンでさえ,時にめんどくさいのに。

 

金と時間と労力をかけてわざわざ会いに来ているはずの握手会でさえ,暴言を吐いたり苦言を呈したり…誰もそんなの望んでいないのに上から目線で助言をしたりする勘違い野郎がいるんだから…

 

そもそも…なんで想像できないんだろう?

 

握手券を買ったり,舞台を観に行ったり,何かイベントがあれば駆けつけたり,花を贈ったり…手紙を書いたり,プレゼントを上げたり…ビジネスなので,金さえ出せば顧客にはなれるし,ファンとしての設定もされるけれど…

 

だからと言って…必ずしも”喜んでもらえる存在”というわけではなく…当たり前のことだけど…芸能人もファンを選ぶ権利はあるってことを。

 

彼女たちは”芸能人”なので,ファンが必要なことは間違いない。だから…”ファン”という総称に対しては…

 

「いつも応援してくれてありがとう!これからも応援してください!」

 

って言うけれど…でも,その中に自分が入っている保証はないわな。

 

そこ,勘違いしたらダメなところ。

 

 

//どうせ参加型を望むなら…//

 

じゃあ,ファンはどう考えればいいんだろう?

 

まぁ…参加型に慣れてしまって,参加型でないと楽しめないっていうようになってしまったんだったら…

 

ファンの方こそ,ファンになれることに喜びを感じ,ファンでいさせてくれていることに感謝し,これからもファンとしての活動を許可してもらえるように努力するという形で参加するのがベスト。

 

ビジネスに貢献するのは当然のこと,好かれる努力をして,嫌われない配慮と謙虚さを磨き上げるのは…ファンの方だと思う。

 

参加型なんだから。

 

どうすれば喜んでもらえるか?どうすれば楽になってもらえるか?どうすれば力になれるか?どうすれば?どうすれば?…そう考えることが大切。

 

参加型なんだから。

 

お互いがハッピーにならないと意味がない。

 

発言する場が増えたからと言って…匿名で安全な所から好きなように叩いたり,根拠のない嘘を目立ちたいがために流布したり…大阪のおっさんのように上から目線でモノを言ったりするような…そんなことしかできないのなら,迷惑だから参加型には参加するなよな。

 

「俺が阪神の監督やったら…」って言っていいのは,大阪の尼崎の商店街におるおっさんだけ!

 

感謝を伝える言葉も…「応援してるよ」の前に「ありがとう」だからな!

 

たくさんもらってるだろ? すごく大事なものを。




「俺ファンだよ!」とか「俺お客だよ!金出してるよ!」とか、“してやってる感”を全面に出している奴マジいらねー。


こっちは、そんな奴のために日々努力しているわけじゃないっつーの!


あ...途中から俺の愚痴になっちゃった(笑)。


でも...本当にそうだから!最高の顧客を目指して努力してくれる人のためだけに、俺は頑張りたいから。

 

 

部屋の窓から見える桜の木。