3月31日の乃木坂46の全国握手会と,4月1日の畠中清羅さんが大阪に来るというので…それまでの間,鬼のように仕事をしています!

 

と言っても,決算仕訳に追われているんだけど…

 

そんな中,受験生をフォローしながら…読者サービス及び2019年版の原稿を書きがてら…サキドリと言うことで。

 

 

//計画変更,計画作成の説明//

 

プロジェクトマネージャは,段取りをするのが仕事だということは先日書いたけど…重要な仕事のひとつで,よく論文で問われるのが…計画の変更。いわゆるリスケ(再スケジュール)。

 

実際に論文を書いてもらうと,なんとなく何かしていることはわかるんだけど,それをいつ誰がやっているのかわからかったり,「え?元々の計画と何が違うの?どこが変わったの?」…って,よくわからなかったり。

 

その辺大丈夫?

 

 

//午後Ⅰの問題で考えればよくわかる//

 

そのあたり…午後Ⅰの問題をよーく見ればわかると思う。

 

例えばこれは,平成25年の問3の問題なんだけど…元々図1のような計画を,図2のように変えるというやつ。

 

 

 

どう?この図1から図2への計画変更を,図を使わずに説明できる?

 

論文では,図を書かないのなら,それをやらないといけない。

 

図を書いたうえで十分な文字量を書けるのなら,図を書くというのも一つの手だけど(僕は過去に何度か試している。図を書いて不合格になったことはない),それはかなり仕上がった人の考える戦略で,図を書いたからと言って,それを文章で説明しないでいいわけじゃないので,自分の頭の中でこういう図を描いてみて(または余白にチャチャっと書いてみてもいい),それを読み手に伝えるイメージで考えればいい。

 

ほら,ちょうど…コボちゃん作文のような感じ。

 

例えば,データ移行作業の説明をするなら…

 

(1)データ移行作業を,A社データ移行作業とM社データ移行作業に分割

 9月1日から翌年の1月末日までの5か月間の間に,移行方式の設計と移行ツールの開発(合わせてデータ移行作業とする)を実施する予定にしていたが,これを”A社データ移行作業”と”M社データ移行作業”に分割する。元々予定していた10名の要員のうち8名はそのままA社データ移行作業を行い,今回新たに加わったM社のプロジェクトメンバ6名とA社の2名の8名で,並行してM社データ移行作業を担当するように変更した。A社の2名をM社データ移行作業に加えたのは,これまでの経緯とプロジェクト標準を説明しながらスムーズに進めるためである。

 

という感じで丁寧に説明する。見出しを付けるとよりイメージしやすくなる。

 

もちろん字数次第で,これ以上に丁寧に書かないといけないケースや,ここまで丁寧に書けないケースもあるので,そこは,自分の書くことができる文字数と相談しながらやっていかないといけないけれど,イメージとしてはこういう感じ。

 

 

//計画作成の時も//

 

計画変更だけではなく,計画を作成する時も同じ。

 

スケジュール表を言葉だけで表現する…すなわち,テレビではなくラジオ,まんがではなく小説,そういうイメージで,自分の描いている世界を,言葉で表現することを心掛ければ,自ずと具体的になってくる。

 

そんなイメージで考えていればいいだろう。