今日は,出版社(翔泳社)で打ち合わせ。

 

…なんか,ビジネスっぽい出だし(笑)。たまには,ちゃんと仕事もしているってスタンスを見せておかないと…ほんと,ただのバカだと思われてしまうのもあれなんで…。

 

今日のテーマは…新シリーズもの! むちゃくちゃ面白くなりそう!って言うか…売れるな。間違いなく売れる。翔泳社に儲けてもらおう!もちろん読者にも…買って良かった!と思ってもらえるようなものを提供して…win-win-win-win…(中略)…&winで(笑)。

 

 

 

//平凡という最強の武器//

 

僕の強みは…ごくごく平均的で平凡なところ。平凡な生き方で,平凡なことに幸せを感じる。いわゆる“普通”。

 

だから…自分が“欲しい!”とか“良い!”と思ったものは売れるんだよな。

 

平々凡々なところは悪いことばかりじゃないぞ!…こういう時に生きてくる!

 

そういや…藤子不二雄先生のSF短編集にもあったよな。「並平家の一日」って漫画。常に平凡な考えになる一家があって…毎日毎日平均的な生活をしているんだけど…マーケティング的視点から見るとその一家の動向はむちゃくちゃ貴重なものだっていう話。その家庭が市場の縮図になっているってわけ。

 

それと同じだ。

 

平凡万歳だ(笑)。

 

 

//思い起こせば,情報処理教科書シリーズも…//

 

そういや…もう15年以上前になるのかな。

 

当時,翔泳社のとある雑誌で連載をしていた縁で,情報処理技術者試験の試験対策本のシリーズを立ち上げたいって相談を持ち掛けられた。

 

それまで…テクニカルエンジニア(ネットワーク)(現ネットワークスペシャリスト)と,情報セキュリティアドミニストレータ(セキュアド・現在はなし。もしくは情報セキュリティスペシャリストを経て情報処理安全確保支援士につながっている区分)の2区分しかなかったんだけど…翔泳社のセキュアドが予想外に売れて…

 

それで,フルラインナップ化(全区分刊行)の話が出たんだよな。

 

当時は,ITECや経林書房の二強だったのかな?特に高度系は。自分もどっちにも関与していたけれど…翔泳社でも連載をやっていたので,翔泳社で切り込んでいくことにした。

 

まずは…ネットワーク,セキュリティに続く第3弾として,平成15年春にテクニカルエンジニア(データベース)を刊行した。

 

で,いい流れのまま…平成15年秋にプロジェクトマネージャを刊行する。

 

そこから数年でフルラインナップを達成したのかな?確か。今では午後Ⅰ記述式,午後Ⅱ論述式含めて…必要なものが揃ってきた。ITストラテジスト用に業務知識本も出したし。

 

で,今に至る。

 

※左4冊。右側は無関係。

 

 

//後は信用の無い俺が,どうやって信用を取り戻すか?//

 

それ以来の…シリーズ化の企画。今日の話だと5-6種類から開始かな。まだまだ企画を通してもらうのはこれからなので,流れる可能性もゼロじゃないけれど…そうなったら電子出版で出せばいいし,他の出版社に持ってけばいい。まぁ…よほどのことが無い限りそんな義理を欠くようなことはしないし,今日の話じゃ大丈夫そうなので…予定通りに行くだろう。これは。

 

ただ一番のネックは…俺なんだよな。

 

僕の言動に信用が無いこと!!

 

自分で言うのもあれだけど…信用されてない!!

 

仕方ないか…ここ何年も,いっつもギリギリまでバタバタしている。前詰め,できていない。

 

「できる,できる。大丈夫やろ。」って軽く言うのが,軽く言うからってところもあるんだけど…まったく信用されなくなっている。

 

 

でも今年の僕は一味違う。

 

独りで書かないし,それに…乃木坂の舞台が増えてきたので…できる限り自由度の高い仕事にシフトしようとしている。執筆は,その最たるもので…執筆を中心に変えていってるので…昨年までのように「忙しくて書く時間が無い」ってことにはならないはず。

 

なんせスケジュール真っ白にしたいわけだから(笑)。

 

その白いところは,執筆や打ち合わせ,コンテンツ作成など,時間が自由に動かせる仕事をする予定なので。

 

働き方改革…というより,仕事内容改革。

 

そんな感じかな。