1月22日から始まった通常国会。会期は150日間なので6月20日まで。今国会では,今度こそ“改正労働基準法”は成立するのか?

 

なんか今国会のメインだそうなんで(予算除く)…この攻防は観ておきたいところ。SEプラスのSEカレッジでも,随所にこの動向を入れていかないといけないので。

 

平成27年の第189回国会(常会)で,平成28年4月1日施行を目指して改正法案が提出されたのが4月3日…もう遠い昔のような3年越し。

 

昨年の3月13日には,日本経済団体連合会と日本労働組合総連合会が合意した(時間外労働の上限規制等に関する労使合意)という報道が流れたが,翌日即,連合は否定した(こちら)。

 

安倍さんも,22日(初日)の施政方針演説で,リキ入れて語ってたんで…どうなることやら。

 

ただ…高度プロフェッショナル制度の創設があーだこーだ言われているけど,それよりも気になるのがこっち。

 

「企画業務型裁量労働制の見直し」

 

裁量労働制の対象業務に,課題解決型提案営業と裁量的PDCAを回す業務が加わること。これってソリューション営業のようなIT業界での営業と,プロジェクトマネージャじゃないの?

 

IT業界直撃では?

 

大手はいいよ,大手は。中小企業で,これを都合のいい解釈だったり,間違った(違法含む)運用されないかな。今でも,名ばかり管理職等の問題が蔓延っているのに…騙される人が少ないように,法改正とともに監視を強くしてほしいよな。

 

まぁいずれにせよ…この動向にはアンテナを張っておいて損はないので,チェックしておこう。ここでも,国会で動きがあったら伝えますね。予算終わった4月以後かな。3年前の189回も4月だったんで。

 

http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&u_day=20180122