世の中に,勉強や仕事が好きな人なんかいるのかな?
その行為自体には,なんの価値もないもんな。
・”金を稼ぎたい”
・”勝ちたい”とか”優越感を得たい”
・”褒められたい”とか”感謝されたい”
・”モテたい”とか”有名になりたい”
・”役に立ちたい”とか”守りたい”
っていう想いを満たすための”実現手段”が仕事なわけで,それ以上でも,それ以下でもない。スポーツでも,勉強でも何でもそのはず。
//モチベーション//
なので…仕事に対するモチベーションを高めようと考えたら,根っこにある想いの何を…今望んでいるのか?をよく考えて,その感情を煽るのが…一番手っ取り早い。
この”想い”って,環境や年齢によって全然変わるので…常時”今何を望んでいる?”って考えて,必要に応じてスイッチすることが重要になる。
僕自身も…若い頃は”モテたい”しかなかった(笑)。だから勉強はしなかった。遊びに慣れている方がモテたから遊んでた(笑)。でも社会人になって…仕事ができる人がモテるんだってわかりだして,そこからかな。仕事ができて,誰も持ってない資格を獲ったらモテるからって(笑)。
その後,モテたいよりも金が欲しいってなって…どんどんスキルアップしていったら,感謝されるようになって…そこで初めて,”感謝されたい”という毒に侵された(笑)。
いい意味なんだけど…一度,感謝されるっていうことを味わうと…もうその呪縛から逃れられなくなる。感謝されたいっていう禁断症状が現れる(笑)。
//乃木坂46//
で,人の欲と言うものは…どんどん深くなっていく。
”感謝されたい”という欲は,”誰からも”から”好きな人だけ”に変わり,難易度の高いものを欲するようになる。
それが…僕の場合は,乃木坂46だったというわけ。
なので…ほんとに,乃木坂46に”勝手に”感謝しているのは,彼女たちの素晴らしさや人間性に対する”好き”という感情を,モチベーションコントロールに利用させてもらっているからだというところもある。
//教えたい//
ここで,改めて”根っこにある想い”を確認してみると…。
・”金を稼ぎたい”
・”勝ちたい”とか”優越感を得たい”
・”褒められたい”とか”感謝されたい”
・”モテたい”とか”有名になりたい”
・”役に立ちたい”とか”守りたい”
全部…相手に何かを提供しないといけなくて…まぁそれが仕事なんだけど…何を提供するのかは,4つのリソースしかない。いわゆる4大経営資源。
人…派遣や人材紹介事業,人脈形成他
物…開発,生産
金…投資
情報…コンサルや教育,著書
後はどれを選ぶか?それが仕事になる。僕の場合は,最初は”物”だったけど,今は”情報”になっている。つまり教育。今後はまた”物”にも力を入れていきたいけど。
”教えたい”という気持ちが強いから。
だから,クソつまらん”勉強”や”情報収集”を止めないだけ。自分が苦労して見つけた情報…時間を大量に使って試行錯誤の中でまとめた情報を,できるだけシンプルに伝えたい。
そう思っているだけ。ただの教えたがり(笑)。
//聞いてほしい//
で,”教えたい”っていう他愛的な感情は…誰かに感謝されない限り芽生えないと思うので…どっちが先かというと…間違いなく先になるのは…
「他人から感謝されること」だと思う。
だから,まずはそこまでは,金やモテたいなんかの感情を煽って,感謝される域(ゾーン)に入っていく必要がある。そこまでは自分のためでいい。エゴでも何でもいい。
で,運よく「他人から感謝される経験」をすれば…
本来…人が持っている「聞いてほしい」とか「理解してほしい」という感情が,「感謝されたい」=「教えたい」に変わる。
全部,アクションとしては同じだからな。
結局はエゴであり,自己表現に過ぎないけど(笑)。
//ちなみに…乃木坂46の言葉を信じられるわけ//
最後に…話は変わるけど。
僕が,乃木坂46のメンバーの言葉を信用できる根拠も,この”感謝”に関連している。
どのアイドルでも普通に口にする言葉
「スタッフやファンの皆さんに感謝しています」という言葉。
乃木坂46をよく知らない人は…この言葉も,よくあるリップサービスで,そんな言葉に騙されるアホだと思っているかもしれないが…
乃木坂46のメンバの言葉は信用できる。
よく言うけど…それなりに多くの人を見てきたし,原則”言葉”なんか信用しない。そんな良い性格ではなく…疑いまくっている(笑)。金なんか絶対に貸さないし(笑)。
でも…彼女たちの言葉は信用できるし,その明確な根拠も説明できる。
その理由は…やっぱり事務所の運営やその方針が大きいと思う。事務所の力だ。SMEと現場スタッフに,彼女たちに対する感謝とリスペクトがあって…大切に接しているから。
ファンがメンバをリスペクトして感謝するのは,どのアイドルであっても同じだと思う。
でも乃木坂が他のアイドルと違うところは,現場のスタッフや運営とメンバーの間に,それゆえ…”感謝の流通”,”相互リスペクト”がある点だ。
例えば…これもそう。
メンバーの意思を尊重しているのだろう…乃木坂メンバーのしたい仕事を優先している。ジャンプ大好き!を公言していた生駒さんが,そのジャンプに関わる仕事をしているんだから…こんなにモチベーション上がることは無いだろう。この投稿記事読んだらわかる…喜びが伝わってくる。
http://www.tv-tokyo.co.jp/oh_my_jump/cast/?cast=himura
事務所が事務所の利益だけを考えて,メンバに嫌な仕事をさせ,メンバを消耗品のように扱っていたとしたら…今は,それがネットで隠せないので…ある程度世間を知っているファンは一気に醒める。
そういう環境下にいる芸能人が,いくら笑顔で「感謝している」と口にしても全く信用できないから。どうしても疑ってしまう。環境が人を作るので。だから…原則,今でもアイドルにも芸能人にも嵌らない。
乃木坂ファンに,アイドルに興味の無かった層,女性ファンが多いのは…彼女たちの言葉や涙,笑顔が信じられるからであって,その最大の理由はこういうことなんだと思う。
信用できるのは,彼女たちの働き方にある。
理想の働き方…それを可能にしているSMEや現場のスタッフさんの力も大きい。
もちろん乃木坂メンバーも,自分の思うように仕事が入らないとか,いろんな悩みや葛藤はあると思う。でもそれは昔の芸能界や昔の芸能人,アイドルのそれとは本質的に違う。
このあたりを見ていると…マーケティング4.0の理解が深まる。