来春,システム監査技術者(以下,AU)を受験される人にも少々注意事項を。書籍は出していないけど,午後Ⅰ本,午後Ⅱ本,研修講座,オンライン講座などもガッツリやってるんで。

 

また…テキストを出していない代わりに,Youtube等で気付いたことは言ってるんで…そっちを利用してもらえればいいかな。あ,このブログも。

 

で,それプラス…

 

 

//高度論文系3区分からの…//

 

午後Ⅱは,他の4区分(秋の3区分+春のPM)とは全く異なるもの。そもそも字数が違うし(設問イが700字,設問ウが700字)論述のスタイルも違う。システム監査特有の用語に正確に反応しなければならないという特徴もある。なので他の4区分の合格者でも…まずはその違いを把握して,その違いをアウトプットできるようにしておく必要がある。

 

そういう意味では…僕も添削サービスをやっているけれど…添削サービスを受ける場合は(僕以外の場合でも),下記の点を確認しないと…トラブルの元というか,ミスリードによる時間とカネの無駄になる。

 

1)最低,添削者がAU試験に合格していること。当然のようだが…絶対的に資格保有者が少ないので,AUに合格できていない人も試験対策や添削をするケースが少なくない。

 

2)システム監査経験者。できれば上場企業(影響力の大きいシステムでないと意味ないので)。未経験で試験対策している人はさらに多い。そもそもそんなに案件ないし。専門にやっている会社は試験対策やってないしって感じ。

 

この2点は必ず確認ね!

 

 

//上記の高度論文系3区分が不合格の…//

 

午後Ⅱで不合格だった場合…上記以前の問題を含んでいる可能性がある。こんな感じで考えればいい。

B評価…具体的じゃなかった。主観的表現が多かった。

C評価…問題文中の重要ワードをスルーしてしまった。設問しか反応できていなかった。設問アの状況説明が伝わっていなかった。

D評価…字数不足。問われていることと違うことを書いてしまった。経験していないと明記してしまった。

 

午後Ⅰで不合格だった場合…こんな感じで。

受験時の手応え(解答例を見た後じゃない)と実際の点数のかい離が…そんなに無い場合は問題ない。自分の気付いている課題をクリアすればいい。乖離が大きい場合は”表現力”に課題がある可能性が高い。10点以内の場合は,問題文中の言葉を使っていない可能性がある。10点を超える場合は,致命的な認識違いがあるので,そこをクリアしないと同じことの繰り返しになる。文章がおかしかったり,主語が無かったりという「自分では伝わっているつもりが,実際には伝わっていない」というケースが多い。国語力の問題なので…過去問題を使った午後Ⅰ対策で矯正する必要がある。

 

 

//上記以外の区分からの…//

午後Ⅱの論文は一からで,他の論文系4区分とも違うので,「論文の基本部分+AUならではの特徴」を,しっかりと仕上げていこう。難しくは無いけれど時間がかかるので,早めに着手。午後Ⅱはすぐにスタートを切った方が良い。午後Ⅰは個々の区分ごとに説明。

 

 

//ネットワークスペシャリストからの…//

AUの午後Ⅰは知識だけで解答できる設問は少ないので,文中から該当箇所を探し出すところが得意かどうかがカギになる。

 

//情報処理安全確保支援士からの…//

案外,AUの午後Ⅰとの共通点が多い。実際にセキュリティ監査の問題も出るし。ただ,監査用語は正確に覚えておいて使い分ける必要があるので,そこからかな。有利なことは間違いないので…当事者から第三者の視点にスイッチして過去問題を解いてみよう。

 

//基本情報,応用情報,情報セキュリティマネジメントからの…//

レベルが上がっているわけなので学習方法が全く異なる…一からだな。

 

 

//まとめ//

今後も,このブログで試験対策の情報を随時提供していく予定なので,よろしければ読者登録をしておいてもらえると嬉しいです。今後は,期間限定で1週間とか数日で消さないといけない情報提供とかもする予定なので。

 

ではでは…長文になりましたが,自分の必要なところだけ読んでください!

 

今日の感情変化を有効利用しようね!

 

後…僕の本は独学できるように作っているけど,時間が無いとか課題が見えない,八方塞がり等があれば…僕の添削サービスもあるんで。