前回の続きです。ひとこと忘れていたので。

 

自分は勉強で頑張っていても…それを周囲に強要するのはNGです。特に部下にも(子供にも)。残業なんかの他の努力もね。

 

それとこれとは別。

 

全く頑張らない(勉強等)部下を見て…「自分はこんなに頑張っているのに…」って思い出したら…いろんなところに歪みが産まれるから…。その発想自体…危険信号。

 

 

//自分のために努力しろと?//

 

そう思う理由のひとつはこれ。上司が「俺のために,お前らも努力しろよ!」って考えだしたら終わりの始まり。その思考は人間性に滲み出るから…「なんでお前のために?」って思われてジエンド。もう終身雇用じゃないんだし,雇用は流動化しているんだし。

 

 

//無言の圧力…あぁ…うっとおしい//

 

その思考を…ピリピリしたオーラを出して…「帰れないよ」って無言の圧力で示す上司も最悪。まだ,はっきりと「帰ったら殺す」と言ってくれた方が…いや,それは怖いな。「帰らないで…」って泣いてくれた方が…いや,それもうっとおしいか。うん。同じくらいめんどくさい。

 

ちなみに…こういう上司は,一切気付かないふりして置き去りにして帰り続ければいい。すると…その無言の圧力が通じないとわかると,きちんと言葉で言うようになる。言いたいことは,ちゃんと言えっつーの,上司なんだから。

 

 

//自分が楽しんでない//

 

それに…自分が好きでやってるんなら他人がどうあれ気にならないはず。

 

残業じゃなく,乃木坂46のライブのアンコールだと考えてみればいい。部下が”新幹線の時間が…”と言って途中で帰っていったとして…「あいつ,俺を残して…なに先に帰ってんだよ!」って怒らないよな。その時の感情は「ご愁傷様…」だ。

 

※部下じゃないけどミスターFはダブルアンコールを観ずに帰っていった。ご愁傷様…。

 

だから…自分で嫌なことしてる自覚の現れで…好きでやってる努力じゃないもんな。ペース落すか,別の努力を考えた方が良い。ストレスになるだけ。

 

何事も…好きでやってることじゃないと。

 

 

//そもそも部下を守るためだよね!//

 

前のブログは…自分のための勉強じゃなく,部下や顧客や家族,会社を守るためのものだよね。美しく,かっこいいのは(僕個人の嗜好だけど…)。

 

それが本心なら…部下に同じレベルの頑張りは強要しないはず。どっちかと言うと…過保護から始まって,でも将来のことや同じぐらい大事な顧客やその他の人との利益のバランス考えて…泣く泣く言わないといけないことを言うって感じだと思う。

 

 

//教育は勝負!//

 

まぁ…親子関係ではなく,ビジネスパートナーだからGive&Takeってのもわかるけど…でも,「与えよさらば…」って感じでまず与える。そして強要でもなく,無言の圧力でもなく…

 

①自分が本当に楽しんでいる姿を見せる

②その努力が結実しているところを見せる

 

この2点で,自発的な自助努力をするようになることに賭けるしかない。

 

そう考えれば,あくまでも自分との闘い。自分自身が…勉強でも,残業でも,その他の努力でも…この①や②で,天岩戸の扉を開けることができるかどうか…

 

勝負すればいい。子供の教育も含め…教育ってそういうガチンコ勝負だと思う。

 

 

特に…今後,「勉強しろ」とか「資格取るよね」という声かけさえ”業務命令”になる時代。自発的に勉強させることも上司の重要なコンピテンシーの一つになる。

 

なんか…もう親だな。これじゃあ。