ひとつ前に書いた記事

小さな恋のメロディ

 

ここでBlu-ray版を買ったと書いたけれど…AmazonからEchoの購入チケットの前に…早速送られてきたので観た。

 

 

//感動すら覚える画質//

 

まずは画質。前回…2004年に発売されたDVD版も画質はキレイけれど…それをさらに凌ぐ画質。感動するレベル。

 

販売元はKADOKAWAだけど,発売元がIMAGICA。

 

 

//IMAGICAと言えば…//

 

IMAGICAで想い出すのは…ITコーディネータが立ち上がった2001年に,そのケース研修(スルー研修)の題材の”TMコーポレーション”のモデルだったということ。多分誰も知らないだろうけど。

 

そのケース研修の内容はこんな感じ。戦後の爆発的映画ブームで業績を伸ばしたものの,デジタル化の流れと映画業界の全般的衰退の環境変化で業績も落ちてきたTMコーポレーションに対して,情報システム導入をきっかけに,どんな経営改善を提案するのか?それを6人ぐらいのグループで10日間にわたってディスカッションしながら考えるというもの。BSCはじめ多くのリファレンスモデルを使って。

 

そうか…やっぱり,こっちの方向に舵を切ったんだな。って当たり前か(笑)。

 

 

//17年前のコンサルテーション//

 

興味深いので…当時(2001年)のG1(最初のインストラクタ向けの研修)での自分たちのグループの成果物をチェックしてみた。こんな感じ。

 

 

 

 

研修で作った成果物なのでチープだけど,おおよそ的を得ている(笑)。当時,洋画にどんどんシェアを奪われている中,邦画の復活も予想していたり(笑)。

 

下記の資料でも,邦画のシェアは…2000年までは下降の一方で2002年に下げ止まり,2006年に洋画を逆転。そして今に至る。ま,小さな恋のメロディは洋画だけど。

 

出典:http://www.nippon.com/ja/features/c01102/

 

当時の研修でも…「これからどんどん画質は高精細になる。それに対して古い映画をリメイクできれば…」みたいなことを期待していた。その時に,この大好きな「小さな恋のメロディ」も…って思ってた。

 

IMAGICAに想いが通じたんだろう(笑)。

 

って,ここにしか勝機は無かったから,誰でもわかることか。

 

 

//3種類の吹き替え版//

 

しかも嬉しいのはこれ。

 

 

わかるかな?テレビ放送時の吹き替えが3種類入ってるってところ。トレイシーハイドの声は冨永みーなさんのもある。ただ…俺は杉田かおるの声が一番好きで…今も,当時の杉田かおるの声が何よりも好き。

 

ただ…途中,急に英語のシーンが出てくる。

 

そうか。テレビでカットした部分は音声が無いからか。それもまた…いとをかし。

 

 

//時間旅行//

 

過去はセピア色で,古臭い映像で…

 

…そんな先入観が払拭された。

 

当たり前だけど…当時見ていた世界の色は褪せていたわけじゃない。はっきりくっきり見えていた。というか…今以上にカラフルだったはず。

 

過去を遠いものにしていたのは,セピア色の写真であったり,ノイズだらけの画質の悪い映像だったりしていたんだと思う。

 

それが,ここまで再生できると…過去が凄く身近に感じられ,あの頃の日々も,あの頃の感情も鮮明に想い出せる。

 

 

//そういや…//

 

そういや,乃木坂46関連で…とある人と話をしている時にも,それはアニメだったけど…こういうデジタルリマスター版のビジネスの話をしていたよな。

 

あらためて考えてみよう。

 

これは必要だよな。

 

 

//さらに…//

 

今はいい時代だ。ネットで調べればいくらでも出てくる。打ち出の小槌みたいだ(笑)。まだまだ調査の途中だけれど,リンクを貼っておこう。

 

http://www.imagica.com/

http://www.tokyolab.co.jp/

綺麗なの?4Kリマスターって何?

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『黒いチューリップ』4K修復版の出来るまで。

 

などなど。面白い! これは今後確実に来るな。約2年間知らなかったけど(笑)。