11月8日,いよいよ人工知能Alexa(アレクサ)を搭載したAmazon Echo(アマゾン エコー)日本語版の販売?が開始された。
Amazon Echoはスマートデバイス(…の中のAIホームアシスタント)のド本命という声が多くかったので,先に販売を開始したGoogle Homeをスルーして待っていた。
と言っても,すぐに買えない。最初は,招待性という方法で販売規制をかけている。商品は数あると思うので,おそらくサーバ負荷の問題だろうと思うけど…とりえず申し込んでみた。2週間ほどで招待される可能性があるとのこと(笑)。amazonは招待するかどうかの基準を公表していないけれど,早い者勝ちのような側面もあるというのを…どこぞのネットで見かけた。
いずれにせよ…最もハイスペックのもので2万円しないのでご興味ある人は招待リクエストを出してみてはどうだろう?AI搭載のホームアシスタントは,「これでスマホに戻れなくなる」というのが売り文句なので,スマホ以来のキャズム越えなるかも。
//わがままを実現する//
それにしても…Googleといい…Amazonといい,AppleにしてもMicrosoftにしても,どんどん未来を創っている。思うに発想が違うんだよな。いずれも…”夢”と”わがまま”だ。
Amazon Echoを開発する時も,ジェフ・ベゾス氏は…レスポンスを1秒にすることに最後までこだわったそうだ。2秒じゃダメだと。
ちなみにジェフは俺の1個上。学年でいうと2つ上。「夢とわがままを実現する!」という点も同じだ。
しかし,彼のわがままで実現しているのが今のAmazonで,俺のわがままは「乃木坂46のライブに行くから仕事の日程を変えてくれ!」というもの。しかも嫁に「障害が…」とか,すぐばれる嘘までついて…。なんだこの差は(笑)。
なんか…泣きたくなってきた。
//プロジェクト・アリストテレス//
気を取り直して。
そんな勢いのある企業では,常に様々な研究を行っていて…研究開発に莫大な投資をしている。で,その中のひとつで,Googleがさらに生産性の高いチームを作るために行っていたのが,プロジェクト・アリストテレスだ。
その結果,生産性の高いチームを作るために必要なことは,必ずしも優秀なメンバを集めるというだけでもなく,カリスマ性のあるスーパーマンをリーダーに据えることでもなく,チームの中に”心理的安全性”を醸成することだったそうである。
心理的安全性の得られる職場とは,簡単に言えば…「ありのままの自分をさらけ出しても,それを皆が受け入れてくれる環境や雰囲気」のことである。詳細はこちら。
あの「ありの~ままの~」だ。
よくわかる。
そういう環境下では,モチベーションが上がるというのは当然のこと。優秀な人材って…ある意味”おかしな奴ら”であり,そういう奴らは…日常は,往々にして心理的安全性を得られない環境にいる。それを受け入れてもらえるところに安住するというのは至極当然のことだろう。人は心理的安全性の元で優秀になり,優秀な人材としてそこに安住し,他の場所にいた優秀な人もそこに集まってくる。
//乃木坂46じゃん!//
??? 心理的安全性を得られる環境って…乃木坂46じゃん!メンバの前では皆…素を晒している。AKBの手前,テレビやラジオなどの外仕事が少なく,自分たちだけの番組(乃木坂ってどこ,NOGIBINGO,舞台などもそう)か,ネットが主戦場だったので,心理的安全性を得られる中で6年間育ってきたからだろう。
運営やスタッフとの関係もそう。メンバのやりたい仕事を採算度外視で受け,やりたくない仕事を強要しない。あるマネージャと話をした時「メンバは皆,年下だけど尊敬している」と言っていた。事務所ではタブーかもしれない”卒業”すなわち事務所転籍に関しても,常にスタッフと話し合い…スタッフも最高の事務所を一緒に探すという…
一般企業でさえあり得ないぐらい,メンバは心理的安全性を感じられる居場所なんだと思う。乃木坂46という場所は。
それがファンにも伝わっているんだろうな。
俺たちのようなファンも心理的安全性を感じているから。乃木坂46が,運営とメンバとファンが一枚岩と言われるゆえんなんだろう。
奇しくも…今日の日刊スポーツにも,アイドルグループの頂点に立った乃木坂46の下記のような記事が掲載されていた。
この…乃木坂46の成功は,Googleの実験結果を証明する事例のひとつなのかもしれない。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171112-00049063-nksports-ent
結局…乃木坂46の話になってしまう。2こ上のジェフ・ベゾスと恐ろしいほど差が付くわけだ(泣)。