今秋のドラマは面白いのが多い…もちろん個人的感想に過ぎないが…。「奥様は,取扱い注意」,「ドクターX」,「民衆の敵」,「オトナ高校」,「先に生まれただけの僕」,あと「パパ活」。ミステリーと刑事ドラマには…あまり触手が動かないので…今のところここまでかな。まだ見ていない(録画済み)のものはあるけれど。6本もアタリがあるのは珍しい。

 

先日(10月31日)も…

「なぜ古典の勉強が必要なの?」に対する答え

のような投稿を書いたんだけど…

 

今回は,今秋の個人的に一番好きな…綾瀬はるかさん主演の「奥様は,取扱注意」の第4話を見て思ったこと…

 

http://www.ntv.co.jp/okusama/

 

このドラマの第4話でもそうだけど…よく奥様が,夫の悪口を口にしているシーンを見るけれど…

 

おっさんになると…こういうシーンを見たら安心するんだよな。

 

普通に「悪口=嫌われている」とは考えない。いろんな種類の悪口がある。

 

「言葉では何とでも言える」ってわかっているんだから,その言葉を額面通りに受け取る必要はないよな(笑)。

 

 

総合的に判断することが重要。

 

 

ほら…芸能人や政治家の発言の一部を切り取って,情報操作しようとしている記事が…今,ネット上には氾濫しているよね…あれも同じ。

 

それを鵜呑みにして,それに乗っかってしまうと…良識のある人から「レベル低っ!」って思われるよ。少なくとも俺は(特に良識は無いけれど)そう判断する。鵜呑みにする人はその程度だと判断する(笑)。フェイクニュースを自慢げに拡散するバカと同レベルだもんな。

 

何事も総合的に判断することが重要。

 

 

そういうことも含めて…嫁に何人か,いろんな話ができる友達がいて…適度に俺の悪口を言って笑い飛ばしてくれていたら…ほんと安心する。ちゃんとストレスが発散できているんだって。

 

まぁ…定期的に東京に出てきてるんで…四六時中一緒にいるわけでもないんで,大丈夫だとは思うんだけど。ネズミでも,密集しているところに棲んでたら共食い始めるもんな。何にせよ距離が近すぎるのはよくない。

 

娘もそう。

 

単に嫌われて,無視されたり,ぞんざいに扱われたりする程度なら…そこに過去の因縁もなく,いわれの無いものならなおさら…ただの生物学的な反抗期なので…一時的なものなら,普通に嫌われてあげるのがいい(笑)。

 

ちゃんと理想の距離を測りながら。

 

仕事上のライバルもそう。人間性と立場は別物。

 

悪口もそうだけど,“嫌い”にも,いろんな意味があるし…。

 

もちろん反応した方がいいものもあるけど,いちいち反応しない方がいいものの方が多いんじゃないかな。

 

なんかね…

 

歳取って,じじいになってくると…

 

嫌われようが何だろうが全く動じずに(つまり,自分が好きでいるところは変わりなく)…(とはいうもののストーカーとは違い)常に相手の望む距離に居ることが,凄くかっこいいことだと思うようになってきてるんだよな。

 

完全,じじいの考えだな(笑)。

 

色気が無くなるのも嫌なんで…バランスをよく考えないと(笑)。

 

※乃木坂46の映画「あさひなぐ」。もう,気楽にアイドルとは言えない。11月10日まで,東京なら新宿でやっている。劇場情報はこちらまで(http://www.toho.co.jp/theater/ve/asahinagu/)。