乃木坂46九州ツアーの2か所目,福岡3日間3公演が終わった。
体調不良にもかかわらず…ファンの前に出てきてくれた,乃木坂46のエース…北野日奈子に終始感動。
というわけで…前回のつづきです。
//好きな人の期待でも…全部は応えない//
なんで,好きでもない人を満足させなきゃいけないのか?
そのコンセプトに基づいて生きていても,だからと言って,好きな人全員の期待に応えることなんてできませんし,ある人の全ての期待に応えることもできません。
そもそも期待に応えることを“当たり前”にしてしまうと感動を与えることできませんから。チャンスに凡打があるから手に汗握るわけだし,ギャンブルも外れるから熱狂する。ゆえに,期待に応えられなかった時は,次の機会にサプライズを仕込んだ程度に考えてればいいわけです(笑)。
で,そこで必要になってくるのが…期待をうまくいなせるようになることかなと。
//期待のいなし方-その①//
まずは“笑顔”最強アイテム説(三好調べ=半分思い込み)。
満面の笑顔でいなす。というか…正確には,笑顔で満足してもらう。イメージは“ちゃら男”。最近よくテレビに出ているアレク(元AKBの川崎希の旦那)みたいな感じです。
こと“満足度”に関していうと…笑顔は最強アイテムだと思います。
もちろん相手が激怒している時など,使用できないシーンはいくつかありますが…それも笑顔という武器を使っていると,タイミングもわかるようになります。
//期待のいなし方-その②//
次に“笑い”。トークで相手を笑顔にする。それで満足を得てもらう。お笑い芸人って,結構,「まー,あいつだったら仕方が無いか…」と許容されるよね。
で…「こいつとだったら失敗してもいい」って思ってもらえることだってあるし。
何も,あるひとつの期待に応えることだけが,満足度を高める方法でもない。ほら…「デートできなくても,笑顔で会話を楽しめたから満足!」ってなることあるよね。
//期待のいなし方-その③//
逆に…じっくり,じっくり,親身に話を聞くのも有効なケースもある。
これは,とある友人に聞いた話なのですが…大企業には,連日…いろんな付き合いから,いろんな人や団体が,いろんな“陳情”に来るらしく,それは,もちろんほとんど断ることになるそうで…そんな時に,こう言ってました。「Yesとは絶対に言わないけど,諸事情でNoとも言えない。そういう場合は,相手の言葉が尽きるまで話をじっくり聞く。」って。
//期待のいなし方-その④//
十分すぎるほどの見返りを求めてクレンジングする。
お金でも,それ以外でも…見返りを求めると,相手の本音を垣間見ることができます。
見返りを求めた時に,仮に相手が“ムッ”としたら,それは…そういうことなんです。ただただ期待に応えてくれる存在でしかない。
もしも相手が,自分のことを大事に考えてくれている存在なら,期待すること,依頼することに対して“申し訳なく思っている”はずだし,それでも本当に切羽詰っているわけなので…見返りを求めた方が,逆に“ホッ”としてもらえます。
ほら。そんなに裕福でないことを知っている家の子供は…親に無理言わないよね。それでも,どうしても欲しいものがある時,思い溢れるようにお願いしてくることがある。そういう時に,「じゃあ,これお手伝いしてくれる?」って言うと,すごく喜ぶよね。
それに僕は,やっぱりこの歳まで生きてると「お金を貸してほしい」って,そこそこ大金を貸してくれってお願いされることもある。そういう時に,僕は絶対に貸さない。その代り「仕事を紹介する」って言っている。それでだいたい本音がわかる。
//期待のいなし方-その⑤//
気まぐれ,気分屋,わがままに見せる。
よく芸能人で,「○○ってすごく気分屋。その日の機嫌によって…」って言ってるのを見かけるけど,それって,案外,わざとそう振る舞っていると思うんだけど,どうだろう。環境がそう仕立て上げたわけではなく,自発的にそっちに振り切った。
だって…そう思われるとすごく楽だから(笑)。
期待も減るから,時に相手の言い訳の種にもなるし。
//期待のいなし方-その⑥//
“請負”を“委任”に変える。つまり,完成責任から善管注意義務に変える。わかりやすく言うと…結果に対するコミットから,プロセスに対するコミットに変える。
最初の契約然り,途中のプロセス然り。
と,まぁこんな感じです。
世の中の指標が…“他人満足度”になりつつある昨今,期待をどうとらえるか?
「(期待に応えて)満足させないといけないんだ…」と思うとしんどくなるので…
「(別に期待に応えなくても)満足させればいいんだ!」って思ったら楽になる。
気楽に生きましょう!
(おわり)
乃木坂46九州ツアー 福岡公演最終日(3日目)の福岡国際センター。天候以外何も変わっていない写真。ただ…今日のライブは熱かった!
今から,鹿児島に移動します。