今日は久々,自宅で仕事。
自宅で仕事をしている時は…テレビを1~3番組,垂れ流ししながらやっているんだけど…
いつからだろう? 不快感を覚えることが多くなってきたのは。テレビがネットを意識しだしてから…特にひどい。
叩いていい人を見つけたら,ここぞとばかりに徹底的に叩く!集団で。
たちが悪いのは…悪口に分類されないんだよな。
「人の悪口は言ってはいけない。」
これはギリ守られているのかな?…テレビの中の人も“悪口”にならないように…かなり注意しているようには見える。
でも,“助言”という偽善なのか,“批判”でマウントしたいのか,“存在感”を示すための自己主張なのか…
とにかく徹底的に叩くんだよな。
ウケ狙いも含めて…
そういうのは全然OKらしい(笑)。
“批判”は正義で,悪口じゃない! って感じか?
それで叩ける人を心待ちにし,ここぞとばかりに…そこに乗っかる。テレビの中がOKだから,当然,学校で起こってもいいって思っちゃう。大人がOKなんだから。これは“いじめ”でも,“悪口”でもないって…
???
あ~~~しまった~~!!
偉そうなこと言いながら,同じことしている!!
こういうことを言うこと自体,俺自身も…批判してマウントしようとしているし,存在感を示そうとしているじゃないか!!
下手こいた~~!!
怖っ! 危ない,危ない…これが“連鎖”か…
あーそうか。みんなそれぞれ自分の正義がある。その正義をかざせば攻撃してしまい,そこに連鎖が産まれるんだな。
まぁ…そもそも人ってそんなに大差ないから,偽善もマウントも自己主張も…誰だってしたいんだと思う。
少なくとも,俺の中にはそういう気持ちは全然あるもんな。
ダメだ,ダメダメ。そこを“理性”で制御しないと。
それが,自分のためでもあり,周囲のためでもある。
それに…誰も批判をしない世界なら「自分が声をあげないと!」と考えないといけないかもしれないが,今はそうじゃない。自分がやらなくても…ね。
そう考えたら,戦略的にも…そういうのに乗っからない方がいい。
だから理性で押さえた方がいいんだよな…。
で,具体的にどうすりゃいいのか?それは,わかってる(まだできていないだけで)。ある程度,その理論にめどはついている。乃木坂を見ているし。
自分のことを棚に上げて言うけれど…こうすべきなんだよな。
「助言したい気持ち」
これは,好きな相手に対して,相手のためを想う気持ちがある時の話なので…その衝動や動機自体は悪いもんじゃない。俺だって娘や乃木坂のメンバの役に立ちたいって思いは強い。
でも…これだったら大勢の人の前で言うことは無い。F2Fで相手だけに言えばいいことで。さらに,言葉で伝える時は,その相手に嫌われる覚悟も必要。
嫌われたくないなら…行動で示して気付いてもらうのを待つしかない。
例えば…「勉強が大事」とか,「仕事が大事」とか…そういうことを助言したいなら,毎日楽しそうに勉強や仕事をしている姿を見せて,目の輝きと態度で示したり…成果が出た時に歓喜の涙を見せたりして…後は待つしかない。
ほら…スポーツ選手の子供は,親と同じ道行くだろ。そんな感じ。
「マウントしたい気持ち」
「こういう時はこうすべきなのに…」ということで,知識があることをアピールし,自分が上だと間接的に主張する。いわゆるマウント。
まぁ…被せるのは誰だって簡単にできるからな。どっちにだって振れるし(笑)。
でも…黙っていたり無関係のことばかり言ってると…無関心や無知と思われるリスクもある。「こんな時に…なんも考えてないんだよな。」みたいな。だからついついアピっちゃいたくなる(笑)。
でも,こういう時こそ“紙切れ”=経歴に頼ろう。仕事の実績,資格,学歴だ。
それを積み重ねて、それについて沈黙すれば、ミロのヴィーナスの失われた両腕の如く相手は勝手に想像してくれる。
会社の批判する前に,本当に何とかしたいなら…普通は行動に移すよな。あるいは中小企業診断士の資格を目指すよな。
しかもそのうち…経歴に頼ろうとしている自分を恥ずかしく思うようになったり,持つことによる価値観の変化や,複雑な状況での総合的判断を理解するから…
で,自然とこうなる。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
結果,勝手に人の下に入るようになる。今の乃木坂メンバのように。
「自己主張したい気持ち」
まぁ…自己主張しまくっている俺が言うのは全く説得力が無いので(笑)…把握している理屈を。
ノンバーバル(非言語)で主張する。
表情,視線,態度,行動,習慣、実績。
最後にお約束の…乃木坂46の話だけど…
乃木坂メンバーって,全く悪口言わないし,叩ける人を叩くこともなければ,突っ込みを待つお笑い芸人さえ尊敬してしまう謙虚さを持っている。マウントなどありえず,常に相手の下から入って下に付く。ファンにさえ。パフォーマンスでの自己主張はあっても,多くを語らない。悩みや自分の不甲斐なさを吐露することはあっても,他人に対しては常に感謝と笑顔しかない。
まさに天使!
とは言ってるけど…俺もそんなに純粋じゃない。うすら汚れたおっさんだ(笑)。目の前に見えていることだけで判断はしない。
じゃあ,なぜ…尊敬しているのか?
この場合の真実は…2つ。彼女たちが本当にそういう人間か,あるいは徹底して理性で抑え込んでいるだけなのか。
で,前者であれば…まさに天使。ファンが守らないと厳しい芸能界では生きていけない。
逆に後者なら…プロだ。俺,6年間たいがい見てるからな。それでも人の悪しき部分を理性で抑え込めているのなら…それはそれで大人としても,プロとしても尊敬できる。その代わり,かなりのストレスを抱えているはずだから…そこは最高に都合のいいファン=養分になってストレスの捌け口的存在になりたい。恩を返したい。
つまり,真実がどうあれ…尊敬することに変わりないし,ファンとしての存在価値を与えてくれるわけだから…どっちであっても感謝することに変わりはない。
まぁ普通は…どっちか二極分化することはないので,その両端を行ったり来たりしているだけなんだと思う…
だからファンは「何があってもぶれることは無い」って姿勢を、もっともっとアピールして、安心を与えられる存在でいなきゃな。
普通にワガママに生きてほしい。
絶対にブレないので。
って感じ。
あ,あかん,あかん…仕事にもどらないと。
今日から秋試験向けのコンテンツ…充実させていきますね。