何かを依頼される時,僕は,この違いをよく考える。

 

どっちがデザインするのか?ってところの違いなんだけど,そこにはいろんな感情が乗っかってくるから…結構,重視してんだよな。

 

感情は大事。

 

 

で…

 

例えば“お金”

 

“頼られている”時には採算度外視,時にはタダでもやることがある。相手が困っているならなおさら。その時に,自分を選んでくれたことに対して,粋に返したいって思いが強いから。

 

でも,“使われている”時には,ちゃんと正当な金額を要求する。この時は,値引き交渉などには一切応じない。そこは“プロ”としてのプライドを示さないと。

 

例えば“内容”

 

“頼られている”時に引き受けるのは,自分の専門領域に限定する。非専門分野だと,絶対に迷惑がかかる。無料でもやらない。

 

でも“使われている”時は,自分の専門領域では…原則やらない。だから市場の相場よりも2倍,3倍高いfeeをふっかけることも多い。金額提示による拒否の意思表示。

 

逆に,非専門分野で自分に利益がある場合はやる。というか…喜んでやらせて頂く。

 

例えば,乃木坂46に関する情報提供,メンバ別の強みの資料作成など。こういうことで,メディアやマスコミの関係者に“使われる”いや“使っていただく”のはすごく嬉しい。最優先で即応するし,聞いてくれたこと,任せてくれたことに対してすごく感謝する。いつでもWelcomeなので,どんどん利用してほしい。もちろん対価などいらない。

 

それに“付き合い”

 

“頼られている”…いや,“頼ってくれる”相手には,その存在自体がエネルギーになるタイプなので…僕にとっては必要な存在になる。だからずっとつながっておきたい人になる。

 

でも“使われている”…いや“利用しようとしてくる”相手には,その内容次第になる。

 

乃木坂46に関する情報提供のように,僕自身が完全に“下に付きたい”と…そこに期待している場合は,ずっと,つながっておいて欲しいって思う。そういう場合は,僕は社畜以上に忠誠を誓えるし,誰よりも従順だ。

 

ただ…そうじゃない場合は別にどうでもいい。

 

 

まとめると…専門分野では体よく利用はされない。非専門分野で,かつ自分の望むことに対しては,忠実かつ従順に従う…そんな感じかな。

 

 

で…何が言いたいかと言うと…働き方を変えようと思ったら,あるいは副業の考え方…こういうのが重要だと思う。

 

 

相手の狙いや感情に合わせる働き方。

 

 

 

世の中の悪い奴らは,そこに嘘を入れて近寄ってくる。しかもうまい。

 

「頼りにしてるよ!」,「助けてくれよ~」,「そこをなんとかお願い!」…頭を下げるのも上手い。

 

俺の一番嫌いな人種。

 

そこの“嘘”が,一番見苦しい“嘘”だと思ってる。

 

だから僕は,小さい頃から…何かを依頼された時,それが“頼られている”のか,“利用されようとしている”のか,それをずっと見極めようとしてきた。

 

それで,そこに関するアンテナ(感受性)は凄く強い。

 

それに,揺さぶりをかけて,そこが浮き出るように振る舞ってもいる。面白いように表面化する(笑)。まぁそれで,それがわがままに映るんだけど。

 

持つべきものは,正確に見極めることのできる眼。そして取捨選択する勇気。

 

働き方を変えるために必要なこと。