2015年7月19日 技術士試験(二次)経営工学部門

 

7月20日(祝) 技術士(二次) 経営工学部門 経営工学-サービスマネジメント プロジェクトマネジメントを受験してきた。

必須科目Ⅰ (2時間で15問。多肢選択式)

出題数は20問。そのうち自由に選択して15問選んで解答。昨年通りなら6割でクリアなので,9問正解できればクリア。ということは20問中9問正解でいい。45%。ただ,問題の難易度は高い。というか幅が広い。結構難しかったので過去問を確認してみると・・・なんだ?出るキーワード決まってる??

生産管理業務に関すること,物流(包装やトラック輸送,CO2関連),QC7つ道具,OR,金融関連。ひょっとして経営工学の全種類をまんべんなく出題しているのか。当然,PMや経営基本管理も出る。なのでこんな感じ。中小企業診断士(業務知識本),ST,PM,SMの学習。+金融関連,物流は環境面。避けることはできるけど。金融や,環境面は,未知のキーワードいくつかもらったから,継続して勉強していきたい。

選択科目Ⅱ (2時間で3問。論述式。2,400字以内)

これは,たぶんもっともやりやすいと思う。プロジェクトマネジメントに関する問題だけを選べる。今回の場合,リスク管理,PERT/CPM,ステークホルダマネジメントの3問を選択。最初の2問は各600字で,最後の1問が1,200字。

やりやすいって感じたのは,経験でもなく抽象的でもなく,単に知識としてアウトプットすればいいだけなところ。おそらくそれでいいはず。別解釈しようがないからな。PERT/CPMを600字で解説するって感じ。なので,情報処理試験プロジェクトマネージャの合格者だったら,ここは特に準備は不要。

・・・もちろん,僕の今回の答案で合格点が取れていたらだけど。ほんと別解釈しようがないからな。逆に,ここで違ってたら,わけわからなくなるけど・・・。

選択科目Ⅲ (2時間で1問。論述式。1,800字以内)

なんか問題は簡単。選択科目同様,プロジェクトマネジメントの問題を選択できる。今回は,業務改善を伴うプロジェクトの課題と解決のための提案について書いた。三つのことが聞かれているのだが,情報処理試験みたいに,分けて個々に解答すればいいのかどうかも不明。

なんかふわふわした感じ。

何が求められているのか?昨日の論述式同様,具体的なのか抽象的なのか,その粒度は?経験で過去のことを書くのか?それとも知識で未来のことを書くのか?あるべき姿か? そのあたり,何でもいいのか?

問題そのものは簡単なので,時間のある時にでも,あるべき姿を見てみたい。

所感

(合格狙いで)試験対策として必要なものは,多肢選択式の問題。出る問題が同じなので,過去問題に出てくるキーワードを中心にネットで調べて基礎知識を覚えて,後は,長期的に注視しておけばいいだろう。個人的には,環境分野,金融工学,包装技術あたりは継続して勉強する。必要に応じて,次回の業務知識本の改訂時に盛り込む。そうすれば,技術士対応にもなるので。

それ以外は,他の資格試験の勉強で補うことが可能。いずれにせよ,今回の僕のように,短期的には何もしなくてもいいし,逆に,付け焼刃で短期的に対策しても効果は薄い(多肢選択式を除く)。

今回の結果が,まだ出てないので(随時更新するけれど),まだ何とも言えないけど,昨年同様に60%でクリアできるなら,たぶん合格はしているはず。70%だとどうだろう? 今日がクリアできていれば,昨日の総合技術管理部門も大丈夫なはず(昨日の試験は,今日の結果+昨日の結果で合否が決まる)。そんな感じ。

ただ,昨日のここにも書いたけど,サービスマネジメントは技術なのだろうか? 次回受験するとしたら,せめて電子・電気の方かな。ちゃんと勉強して。それなら技術といえる。あと,暗号技術なんかも出てほしいな。それなら本気で挑む。

口述試験

最後に口述試験について。繰り返すけど・・・気が早くて,筆記で落ちてたら笑いものだけど・・・。まぁいいだろう。善戦したんだから。

合格率と日程を確認。

合格率に関しては,いつのかわからないけど,経営工学は90%を超えているようだ。なら大丈夫。その場に行きさえすれば受かる。ここは逆に最もやりやすいところ。双方向のコミュニケーションなので最もやりやすい。面接官の?質問者?のレベルに合わせた会話をするので。

ただひとつ懸念材料が。

日程がまだ決まっていない。昨年は11月後半から翌年1月までだったらしい。こんな感じ。

・口頭試験の期間は平成26年11月28日~12月23日及び平成27年1月7日~1月21日です。
・口頭試験日時の指定や変更は一切できません。
・口頭試験で欠席・不合格の場合は、次回以降の技術士第二次試験においても筆記試験から受験することになります。

なんか高圧的。

乃木坂46のイベントがなく,仕事が入っていなければ行くけど,そうじゃなければいいや。幸い,その期間は乃木坂46のイベントはないはずだから。プリンシパルは終わってるだろうし,クリスマスライブにはかろうじてかからない。じょしらくのような単発があれば別だけど。。。

そもそも今回も,秋の情報処理技術者試験の代わり(アンダーライブにいっちゃったので)で,アンダーライブに行ったこと自体に価値を付与するための受験なので,それで乃木坂のイベントに行けなくなったら本末転倒。話がおかしくなる。

来年,また受ければいいし。。。。と,完全に合格している体で話を展開しているので,筆記でアウトならこっぱずかしいけど。

 

余談

なお,アンダーライブの千秋楽で,社労士と技術士のダブル合格を目指すと宣言したけど,社労士の試験日が8月23日。夏の全国ツアー 福岡公演と被ったため,受験を断念。でもそれが正解だった。社労士は,これまでに2回受験している。2回とも何の準備もできなかった。で,結果はかすりもしなかった。合格点は忘れたけど,60点ぐらいだとして換算した時に,確か8点ぐらいだった。全問多肢選択式なので,なんとかなるだろうと・・・ひょっとすると合格もあるんじゃない?って甘く考えていた。健康保険や年金の手続きも全部自分でやってるし,年金事務所と話をしながら例外処理なんかも対応していることもあって。。。。。しかし結果は,手も足も出なかった。

たぶん,常識的に考えておかしいって感じる法律の部分を中心に出題しているのだろう。そんな気がする。ぼやっとした問題は,常識で考えて選んでいたけど,それが悉くはずれ。まぁ,当てもんじゃないので,そういう意味ではいい試験だ。

社労士は,合格を目指すなら,社労士試験の対策としてしっかりしていないといけない。それが避けられたのは,ある意味ラッキーだったと思う。女神のおかげだ。

とはいうものの,来年は刈り取りたい。。。と毎年思っている。その前に小説だけど。
 

→ 2017.7.18追記 そうだよな~小説書きたいんだよな。早く執筆を片付けよう。経営管理部門も特に大きな問題もなくクリアしていた。こっちは口述試験も問題なかったのに…でも,確かに生産管理や環境なんかも出ているな。実は,情報工学部門と経営工学部門,間違えていた…申し込みの時に(笑)。ほんとは情報工学部門のつもりだったのに。

 

(つづく)