ITストラテジスト受験生は必須

 

で,この秋,ITストラテジスト試験を受験する人は…この時期,まずはここから押さえていきましょう。これを使用していると論文で宣言する必要はありませんが,この考え方(因果関係でつなげる点,定量化する点)は使えます。

 

BSCはこんな感じ。

 

以下「ITエンジニアのための【業務知識】がわかる本」からの引用ね。ちょっと多めの引用だけど…そろそろ第5版に変わるだろうし,多くの人は手元にあるだろうし,BSC以外の部分も必要なので持ってなかったら買ってくれるだろうし,何より著者だし(笑)…いいよね。翔泳社も許してくれるだろう。

 

 

まずは,BSCのこと書いているP.18~P.24まで読んでみそ。

 

 

BSCを論文で使うポイントは2つ。

①どういうKPIがあるのか?

②個々のKPIの値とベストプラクティスは?

 

論文の中でKPIは,重要成功要因(CSF)としても使いますからね。必要です。

 

で,具体的なその入手方法は…

 

STEP1

まずは基本の200のうち,論文に書こうとしている対象企業で使ってる(もしくは使っていそうな)KPIを把握する。上記の資料を参考に。

 

STEP2

上記のKPI以外のKPIをネット上で探す

(KPI 対象業務名)や,(KPI 対象システム名)で検索すると出てきます。

例:(KPI コールセンター

 

STEP3

個々のKPIに関して深く理解する。特に,最近の傾向として業績拡大や売上アップに因果関係でつなげていくことのできるKPI。オペレーショナルエクセレンス含めて。

 

STEP4

可能であれば…個々のKPIのベストプラクティス(ベストな具体的数値)を調査する。調査方法は,ネット上には無いことが多いので足で稼ぐ。=人に聞く。導入事例で調べる。システム展示会などに行って聞いてみるなど。最悪,データが無ければ,論文は向上率を(%)で示す。KPIをしっかり具体的に書いていれば(%)でも全く問題は無い。ただ,ベストプラクティスに関する情報がGETできれば,それは実務でも十分役立つ。

 

国会図書館を利用するのもいいですよ!

【資格】ITストラテジスト&国会図書館(前半)

【資格】ITストラテジスト&国会図書館(後半)

 

何とかSTEP3までを,7-8月中に押えておけば,一気に合格に近くなります。

 

まずはそこまで。頑張っていきましょう!