7月になりました! 今日は,乃木坂46の真夏の全国ツアー2017の初日,神宮球場でーす!
それはさておき。4月スタートで考えれば…今日から第2Q!
こういう境界日は,過去をリセットするチャンス!気持ちを切り替えていきましょう!
で,今日の話は…自分に必要なスキルの話。
この前,自分らしい働き方の全体像をまとめましたからね。今日はその続きを。
今の世の中は複雑だってこと
まぁ…自分の理想の働き方を手に入れようと考えたら,いろんな複雑なことを考えないといけない世の中ってどうなんだろう?とも思いますが…国民の利益の最大化を考えたら,ルールが複雑化するのは仕方ないかな。
なんやかんや言っても,過去や他国と比較したら相対的にいい時代,いい環境だと思います。
後は,複雑なルールの中で…自分を見つめ直す必要があるのかなと思います。“人”という普遍の哲学や思想もありますが,そこに環境変数を使って再計算はしないといけないかなって…そんな感じで。
まぁ…昔と違って…自分の進むべき方向に,いろんな障害物がたくさんあるので,その存在と,その回避方法を知ることで,くねくねと行かざるを得ないのでしょう。
獲得すべきスキルと効果の関係性を把握
それはさておき…自分の理想の働き方を獲得するための全体像を作成したら,次は,どんなスキルが必要なのか?を確認します。
例えば,こんな感じで。
個々のスキルを獲得すれば(あるいは,そのスキルがあれば),どこに作用するのかをチェックしてみるのです。もちろん完全じゃなくてもかまいません。不明な点は誰かに聞くのもいいでしょう。
この対応付けをしてみたら,喫緊に必要なスキルって何かや,そのスキルを獲得した後の効果算定なんかも可能になります。
自己啓発本の限界
というのも…仕事柄,「○○力」関係の自己啓発本には,そこそこ目を通す(チラ見する)んですが…どれも,その力を使う利用シーンが書いてないんですよね。書いていたとしても一般論。当たり前ですが,それ以上は書けません。
だから,自己啓発本って自己満足で終わる可能性が高だと思います。納得はできても,どこで練習して,どういう方向にもっていくかがわからないから…身に付かない。そのスキルがもう既にある人は安心でき,それが無い人は不安になるだけなのかも。
さらに…それに起因して…なかなか始動しないし,続かない。
というのも…意識改革なんてものは…普通は,痛い目にあってから必要性を感じて始動する…(ちょうど海外に行って帰ってきた時に,空港の看板を見て英会話教室に申し込むような感じ)…ので,それが“ちょっとした痛い目”だったら,すぐに消化されてしまい,始動しなかったり,長続きしなかったり。
結局,“ちょっとした痛い目”って,一時的なブースター(増幅器)としてしか利用できないんですよね。思いっきり痛い目じゃない限り。
そう考えれば,やはりスキルアップは“痛い目に会う前に”習慣化しておく方がいいんじゃないかなって思うんです。そうすれば,失敗するにしても貴重な経験になるんでね。しかも,思いっきり痛い目を回避できるし。
ただ…それだと…一歩間違えれば“意識高い系”や“資格マニア”と揶揄される可能性が…。
“意識高い系” や “資格マニア” との違い
でも…なんで,こんな言葉が使われるんでしょうか?
僕は,こう揶揄されてしまう理由は二つあると思うんですね。
ひとつは“成果を出していないこと”,もうひとつは“目的を見失っていること”。ただ目的もなく,とにかく“スキルが欲しい!”と思っているのを見透かされているのかもしれません。
もちろん,10年後に備えたスキル獲得(超長期的投資)や,基礎の習得は…目的が変わる可能性があったり,直接的効果が見えなかったりして,“目的なく”と見えてしまうようなものがありますが,そればっかりじゃダメですよね。必要なのはわかりますが。
やっぱり,目的をもって…必要だからスキルアップに励む!というのがスキル獲得の基本かなと。
そう考えたら,先の図なんかを作ってみると自分の理想の働き方と,それを実現するために必要なスキルのマッチングができ,さらにその効果に対する個々の評価もできる。
そう思うんです。
なので,今後は…自己啓発本じゃないけれど,僕の理想の働き方を例にしているところは申し訳ないんですが…必要なスキル(コンピテンシー)について順番に説明していこうかなと考えています。
ちなみに…今回,例示したコミュニケーションスキルは,ビジネスコミュニケーションなんですが…実は,そんなに必要ないんですよね。僕のようにわがままを追求するのであれば不可欠なんでしょうが。詳細は次回以後に。
それに対して,同じコミュニケーションでも“雑談”は,こんな感じです。(↓)
しかも…この図の“→”そのものが,潤滑油として働く“雑談”なので,そう考えたら…やっぱ大事ですよね。雑談力。しかも雑談の方が難しいし。
ThinkITでの連載「大倉利晴の“That’s談 閑話Q?題” 」更新しました!
ま,いずれも僕の場合ですけど。
(つづく)