今日は,情報処理技術者試験(高度区分)の合格発表でした。
運良く合格した人…おめでとうございます!
頑張って,努力して…真摯に取り組んだ結果の合格で...むちゃくちゃ嬉しい人は,大いに喜びに浸りましょう!その喜びを忘れられないようにしちゃうと,また頑張ろうとするから!
逆に…ちょっとした綾で不合格だった人…ナイスファイト!
本日の結果を受けて,いろいろ思うところがあるとは思いますが…切り替えていきましょう!
いつもとはちょっと違うこと,矛盾したことを今から書くけど…
自分の中にある“矛盾”って大事だからね!言葉なんて,かける相手と,かける時によって正反対になることなんていくらでもあるんだから!
優秀なエンジニアは,情処の結果で評価しない
まず。
情報処理技術者試験という特殊性を鑑みれば…その活用の仕方そのものが特殊で…KGIたる結果がすべてじゃないよね。
仮に試験に合格できたとしても…
こんなのはダメ。きしょい。
プロセスにこそ価値があるのに…そのことすらわかっていない無知の表れだし,でもそれって本心じゃないことが想像できるので…すごく滑稽。小学生が背伸びしてるのなら,かわいいけどね(笑)。
だいたい…この資格は,仕事ができる証明でもなければ,頭が良いってことを示すこともできないからな。きちんと資格と向き合って,資格のなんたるかを知っている人は,皆,知ってる事実だし。
プロセス否定して何が言いたいんだろ?
KGIにこだわるのは悪いことじゃないけれど…でも,KGIしか見ていない奴はかっこ悪い。KPIにこだわるからこそ,かっこいいんだと思う。
重要なのは努力の動機
それに…やっぱ重要なのは努力の動機だよな。
想うところあって自分のために挑戦している人でもOKだけど…もしもそれが,大切なお客さんや所属企業,家族のため,子供のためだったら,もっとかっこいいよな。
他人のために努力できる人は,もうそれだけで尊敬できる。
世界で一番美しいのは…見返りを望まない他愛!
それで黙々と努力をして,鬼気迫る表情で試験会場に行く。そして当日は全身全霊で挑む!
これが一番かっこいい。
次に,プロセス
そもそも情報処理技術者試験の優先順位って,こうだよね。基礎固め,土台固めの長期戦略なんだから。回収はずっと先になる。
なので,今結果を出せたとか,出せなかったとか…しかも,50点台と60点台,AとBの間にどれだけの差があるっていうんだろ。
甚だ疑問。
まぁIPAを批判するわけじゃないけど,理由や根拠を説明しろっていう問題は,根本的な本質の話なのか表面的な話なのか,潜在的なものか顕在的なものか…論理には因果関係があって,解答には字数制限あるんだから…ちゃんと設問にいれろよ。他にもいっぱいある。解答例見て驚かせるなよ!
あ,批判か…いや批判じゃない。記述式のペーパーテストの限界の話。
それに…国語力の向上に寄与しているのはすごくいいと思う。でも,セキュリティやネットワークはそれでいいの?今の日本のセキュリティの課題…平成13年から16年間,もっと違ったやりかたできたよね。
なので…結果は気にしない!
そんな…今日,明日の話じゃなく…5年,10年のスパンで考えればいい。
逃げずに受験しただけで十分誇れる!
情報処理技術者試験は,年2回固定日開催なので,こう考えてキャリア形成に活かすもの。
①キャリア形成のマイルストーン
②ITエンジニアでいる限り,毎年何かに挑戦し続ける
③ゆえに,優先順位を間違えない
その上で…
・絶対に合格する!
・勉強時間が無いことを言い訳にしない!
・隙あらば勉強する!
・勉強時間ゼロでも受験だけはする!
と考える。受験日までは。でも試験が終了したら…
・結果は気にしない!
・結果をフィードバックして次に活かす
・前だけを見る
そこには矛盾があるけれど…
“矛盾”した感情って悪いもんじゃない。誰だって自分の中に“良い奴”と“悪い奴”がいる。その二匹の自分をうまく飼い慣らして…自分の心の状態によって,どっちに寄り添うかを決めるってのが,俗にいうセルフコントロール。
そういう意味で,結果はどうあれ…今日明日が,秋へのスタート!
情報処理技術者試験なんて“クソ”みたいに何の価値も無いけれど…そんな無意味なクソだからこそ,本気で追いかけていって,自分でそこに価値を与えてやろうよ!って感じで。
ちなみに…
受講生の人…僕の合格率気にしてくれる人いるけど…これも矛盾はあるけれど,僕も気にしないので,気にしなくていいよ!次,頑張ればいいし,こんなのオセロゲームだから!
でも…
そんなこと言ってる俺なんか…最近ずっと,試験日なのに気付いたら乃木坂46のイベント会場にいる。今年はたまたま乃木坂イベントがなかったかだけ。
2016年秋試験
2015年春試験
2014年秋試験
努力の動機と,プロセスが重要で…結果にはこだわらないということを身をもって証明している!
…っていうわけではない。ただ,行きたかっただけ(笑)。
(おしまい)