著書について…
本当は小説を書きたいんだよな。
だから,“勝ち残りSE”や,“天使に学ぶ勝ち残るプロマネ”のような本を書きたいんだけど…
力が入るのは,試験対策本なんだよな。
まだまだ課題が多くて,まだまだ僕のイメージする完成系には程遠いから。
冗談抜きで…目指しているのは“暗記パン”以上の学習効率。
フォトリーディングできない人でも,目を通しただけで記憶に残る魔法のような学習書。
それができないと…ストレスは減らないから。
ただ,何をどうすればいいのか?その方向性はわかってるので,今回はそれをやろうと考えている。
幸い,出版社の編集担当の人も…協力してくれるようだ。
いろいろ口うるさい著者で,自分の要求をストレートにガンガン言うので…やりにくいと思っているかもしれないが,「良いものを作りたい!」という点で…志は同じなので,いろいろ受け止めてもらってる。
ありがたいことだ。
で,どんな風に変えるのか?
2018年版の方針
2017年版も…試験対策本としては大きく外されたわけでもないので,大きな改訂は必要ない。何もしなくても十分かもしれない。でも,だからこそ“些細な部分”に手を入れたい。
“ちょっとした違い”,“些細な点” に時間と労力をかけられるというのは…強い証拠。
大きな課題は無い。でも,些細な課題=ちょっとしたこだわりの数は多い。
そこを全部,きれいにしたい!
それが,今年の最大のコンセプト。
(1)総合的見地から考える
まず…これまで,様々な勉強方法を試して,様々な資格試験を試した時の記録を見て再度当時のことを思い出し,分析した上で…総合的視点で“試験対策”というものを考えることにした。
頭の中に記憶として残っているけれど…当時何をしていたかは記録しているからな。こういう仕事をする前から。誰かに教えてあげようと。
根っこにあるのは,情報処理技術者試験の合格29回,高度系22回他になる。この前写真に撮ったので,調子に乗って…ほら(笑)。こういうのを1枚写真に撮っておくと便利だな。
で, 他には…
(2) 体系化とレイアウト(見せ方)の抜本的改革
出版社の編集担当者とも,今回初めてかな?この段階から体系化の見直しとレイアウトの打ち合わせをしながら進めるのは。この数年,そのために心理学を勉強してきた。それを初めて応用してみる。
(3) 徹底的に使用しているイメージをベースに考える
自分が勉強するのではなく,FEやAP合格者など,あるいはいろいろな年齢,いろいろな制約のある人をイメージし続けて,例えば1日1時間勉強する人が,どのページをどのように見ているのか?それは,試験1週間前にどのように変化するのか?など,調査結果を踏まえて,細部にわたって配慮する。そのため,自分の書いた本ではあるけれど…いったん自分を他人にした上で,自分の本を何度も繰り返し読んでみた。
(4) 政府の動向「働き方改革」を加味
自分らしい働き方を目指しているからというだけではなく,国がどういう方向に行こうとしているのか?によって国民は必ず影響を受ける。特に今は「働き方改革」を推奨して,そこを変えようとしている。なので,その方向に教科書も合わせていかないと,生活に融合しない。そこで,これらの動向もしっかりとチェックした上で,それを反映した内容にしている。どう反映しているのかは,見てみてのお楽しみということで。
(5)データマイニング
FE,AP含めて,当該区分の平成16年以後の全問題を再度見直していったん頭の中に入れることにした。体系化して整理するのと,それを“データマイニング”のように脳に勝手に化学変化を起こさせるために。今気付いていないことで必要なこと,それを,いわゆる“閃き”にも頼ることに。
まぁ見ていて欲しい。今回の作品は,いいものになりそうだ。
ちょっとした配慮…刊行と同時に,全部言いたい!
最後に一言。
いつも言ってることだけど…
試験対策本のような…地味で,つまらない教科書でも,そこに愛情を詰めることはできるし,その結果,感動を与えることもできるはず。
感動を与えることのできる存在は,乃木坂46だけじゃない!
※写真はイメージ
……
いやいや…申し訳ない。ちょっと口が過ぎた。
感動を与えることのできる存在は,乃木坂メンバーだけだったな。
失礼,失礼。
足元にも及ばないが…少しでも近づけるように頑張ろう!