こんにちは。
高橋やすよです。
やっと梅雨もあけ、大阪は青空。
うれしいような、これからの暑さがこわいような。
さて、今日の午前中たまたま見たテレビ。
7ルールズという番組の2年くらい前の再放送。
京都の伯食屋のオーナー中村朱美さんの回でした。
伯食屋さんは、京都にある国産牛を使ったステーキ丼専門店。
一日100食のみしか売らないことで、有名なお店。
毎日整理券を配り、100食売切れたら、その時点でその日の営業はおわり。
メニューの数も3種類ほどしかありません。
私は気になりながら、まだ行ったことがないのですが。
この中村さんの仕事をする上での優先順位が、清々しいほどはっきりしていて、とても心に残りました。
とにかく、まず一番に、働き方ありき、でした。
何より強いのは、子育てをしながら働きたいという思い。
子どもとの時間も大切にしたい。
だから、自分も従業員も明るいうちに家に帰れるよう工夫する。
そのために工夫して考えたお店のやり方。
もっとメニューを増やして、売り上げをあげて稼ぐ、という発想にはならない。
食材は、使いきれるように、普通なら使わないような部分も使うし、毎日使う量も決まっているので、仕入れも安くなるし、ロスもでない。
従業員の採用に関しても、やる気にあふれて、たくさんのアイデアを持ったような人は採用しない。
(ここ正確な言葉を忘れたのですが、やる気がない人ではなく、やる気に溢れてない人の意味)
そういう人は、その能力をうちの店では活かしきれないだろうから、という理由でした。
自分の中の優先順位をしっかり持つことって大事だということを再確認しました。
ぶれない軸がとても素敵に思えて、食べにだけでなく、中村さんにも会いにお店に行きたい気持ちが強くなりました