思ってもみなかった１日。
だから備忘録として、ここに記したいと思います。
こちらの記事の続きです。
冷蔵庫の中身が分かったのは食後のこと。
「結婚記念日、おめでとうございまーす！！！」
私たち夫婦の目に飛び込んできたのは、イチゴとパイナップルのケーキでした。
そして、それは明らかに手作りでした。
不器用さが隠せきれず、でも一生懸命さが存分に伝わる
フルーツのデコレーションケーキでした。
結婚記念日の日。
実は、この日まで、兄弟５人で話し合いを進めてくれていたそうです。
色紙はカンPとみーたん
料理はタイDとコーマル。
次女みーたんは
遠く離れた長女カンPと連絡を取り合って、ずーっと色紙の準備。
次男セーマン。
結婚記念日当日、自分だけが学校休みでフリーデー。
どうしよっかなー・・・・。
よし。ケーキを作ろう。
・・・・でも、どうすりゃいいんだ？
お弁当は作ることはあっても、ケーキを作る機会なんてありません。
セーマンは、とりあえずキッチンを周遊。
ストックしてあるホットケーキミクスを見つけました。
「ホットケーキをスポンジに見立てて、生クリーム塗ってフルーツ乗せたら、ケーキっぽくなるんじゃないか？」
そう思い立ったセーマンは、母を見送った後、お小遣いを持って、
買い物へ出かけたそうです。
「ケーキに乗せるっていったら、イチゴでしょ？で、その隣にあったのがパイナップル。こうなったら、どっちも乗せよう！そして、生クリーム！あとは・・・とりあえず牛乳と卵も買っておこう！」
牛乳と卵をとりあえず買っておくというのが、
なんとも主婦な発想で、思わず笑ってしまう母。
同時に、お小遣いの使い道が「フルーツと日配品」という中3男子。
想像しただけで、泣けてくるのあります・・・。
そして、パイナップルがフレッシュフレーツだということも
何気に驚いてしまいました。
・・・え？！このパイナップル、缶詰じゃないの？！
もはや驚きポイントがたくさんあり過ぎて、面食らって、驚いて、
母は大きな声を出さずにはいられませんでした。
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