晴れた朝。

朝日に向かって背伸びする。

今月は旗持ち当番。

冷たい澄んだ空気が、

起きたばかりの脳を刺激する。

 

「おはようございまーす!」


黄色い旗を持って、交差点に立ち、
地域の子供たちに声をかける。

長女が小学校に上がってから始まった旗持ち当番。

気がつけば、13年選手。

どれほどの6年生を見送り、1年生を迎えてきただろうか。
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何年生であれ、みんなが可愛くてしかたない。

ある朝、
「わたしも行ってみようかなー」

と長女カンPもついてきた。

 


これまで見守られる立場だった長女が、

見守る立場として、母と共に立つ。

「おはようございまーす。」

保護者と言うには、若すぎる声が

集合場所に響く。


末っ子コー坊主は、ニヤリと笑った後、

照れくさそうに下を向いた。


弟は、なんの意識もしていないような素振りで、

友達同士、身を寄せ合っておしゃべりを始めた。


母と姉が話をしている最中、何気なく弟に目をやると、
友達同士話をしているはずの弟と
バチっと目が合った。


どこかよそよそしい距離感は、
弟にとっての、建前のソーシャルディスタンス。

 

何も気にしていないように見えて、
誰よりも姉をちゃんと意識していることが、
とても可笑しくなった。

我が家の末っ子も、実に大きくなったもんだ。
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10歳を終えた君に。
 

 

強くあれ。優しくあれ。
そして・・・

無事であれ。

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気持ちを汲み取ることができる人であれ。
当たり前なんてひとつもない
ありがたい、を分かる人であれ。
 
 

 

 

 

 

 

 

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