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(前記事からの続きです)




「お母さんは笑顔でいることが一番!」

 


頭で分かっているのに、

心がついていかないことがあった。

 

いっぱいいっぱいになると、

その日一日を消化するのに必死で、

笑うことを忘れてしまう。


気分によって変わるという、ムラができる。

 


 

「今が一番いい時だから、羨ましい!

今を楽しんでね!」

 

 

もったいないことに、

この言葉の意味が分かったのは、

だいぶ後になってからのことだった。

 

 

だって、当時は、その「今」が一番

「しんどかった」ですから。



でも、今だから言える。


あんなにも我が子と一緒に過ごし、

常に近くで体温を感じることができたのは、

あの時だけの奇跡的な時間だったんだと。



子どもたちの笑顔を見ると、

よし、頑張ろうって思うし、

生まれてきてくれてありがとうって心から思う。


どんなにしんどくても、

我が子の存在が活力源。


 

本当は、

キラキラの笑顔で我が子に向き合いたいのに、

イライラした心で、ギラギラした目で、

コラコラー!と叱咤してしまうことも多々あった。

 

 

 

当時、血走った生きるホラーのような私に、

母や祖母は言った。

「もっと楽に、上手に手を抜いて、

頑張りすぎないようにね。」と。。。

 

毎日をこなすのに必死だった私には、

「頑張りすぎない」という言葉の意味が

分からずにいた。

 

【頑張る:困難に耐えて努力する】ってことだから、

「頑張る」って悪くないじゃん!素晴らしいじゃん!って。

 

いや、そもそも頑張んなきゃ、

この状況をクリアできないし。って。

 

睡眠不足でも、頑張んなきゃ。

母ちゃんなんだから、頑張んなきゃ。

 

呪文のように「頑張んなきゃ」を呟く日々。

 

 

 

殊、育児において、

「頑張る」ことと「無理をする」ことは

似て非なりということに気が付いたのは、

それからどれだけの月日が流れたことだろうか。


 

ママが「笑顔」であるための

心の「余裕」を生み出すために

「頑張る」ことを「し過ぎない」ということが大切なんだと理解するのに、だいぶ時間がかかりました。

 

(とはいえ、まだまだ余裕なく発展途上ですけど…)

 

 


「こうありたい」という自分の理想や

「こうあるべき」といういろんな情報が、

無意識に「頑張り過ぎる」方向へと傾けていたのかもしれない。





子育てにはゴールがない。正解がない。

予想もつかない。公式もない。

前例はあっても同じことが当てはまるとは限らない。

自分がどうしたいのか、どうしたらいいのかも

分からなくなることだってある。



だからといって

「苦しい」とか「しんどい」とか「逃げ出したい」とか、なかなか吐露できない。




自分で選んだ道だからという自負。

もしかしたら自分だけかもしれないという不安。

言葉にしたら後悔するかもしれないという恐怖。




何事も向き合い方は千差万別。

気の持ちように、正解はないと思うので、

あくまで私の場合の話をさせてください。

 

 

私にとって

「あー、やっときゃよかったなぁ」

と後悔することが

自己嫌悪を生み、焦りを生み、空回りを生みました。

 


後悔しないための選択。


頑張りすぎないために、

「出来ることを出来る範囲で」をモットーに。 

 



「やらなきゃ。」でなく、

「よし、いっちょやってやるか!」と

自分を奮い立たせつつ、もしそれができなくても、

自分で自分を笑顔にするために、

まずは、今まさに頑張っている自分に目を向けて

愛することを大事にしてみました。



つい頑張りすぎてしまう人もいるだろうし、

頑張らざるを得ない人もいると思うから・・・。

 

少しでも「頑張った」のなら、「すごいぞ、私。」

と自画自賛。



今の自分を肯定できたし、好きになれた。

 

好きになれると、心にゆとりが出てきた。




自分応援団長、自分。

 

可愛い、愛おしい、大好き。


でもそれだけでは、心の最適化は難しい時もある。


 

「ママ〜」と呼ばれると、

嬉しくて駆け寄っていた日々も、

家族や我が子のために何か役に立てるという幸せ。

 

慈愛に満ちた無償の愛であるはずなのに、

余裕の無さが、

「自分のことができない」という

自己犠牲に似た感情を引き起こす。



子どもたちから学んだこともたくさんあって、

子育てから得たものはたくさんあるのに、

悲観してしまっていた自分から脱したかったんです。




 

(次に続く→)



 

 

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