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年が明けてしばらくして、
アイツはそっとアタシに呟いた。
セーマン「最近、タイ兄ちゃんと、
あんまり会えなくて、寂しいね・・・」
中学生になって、タイ兄貴は、忙しくなった。
毎日帰りも遅くなった。
土日もなく学校や自主学習で家を開けることが多くなった。
冬休みもそれは変わらない。
年が明けてしばらくして、
アイツはそっとアタシに呟いた。
セーマン「最近、タイ兄ちゃんと、
あんまり会えなくて、寂しいね・・・」
中学生になって、タイ兄貴は、忙しくなった。
毎日帰りも遅くなった。
土日もなく学校や自主学習で家を開けることが多くなった。
冬休みもそれは変わらない。
セーマン「高校生とか大学生とかになったら、
このままどんどん会えなくなるのかな・・・」
アイツの気持ちが痛いほど分かる。
胸の奥がズキンとした。
その夜。
アタシはタイ兄にセーマンの呟きの話を伝えた。
明くる日、
タイ兄貴は、予定を切り上げて、いつもよりだいぶ早く帰ってきてくれた。
セーマンはとても嬉しそうだった。
大喜びだった。
いっぱいいっぱい話していた。
タイ兄ちゃんが話す全ての言葉を
身体中に染み込ませるように、
一生懸命に聞いているように見えた。
アイツの嬉しそうな顔を見て、
アタシも嬉しくなった。
会話が弾むってことは、
空気が弾むことなのかもしれない。
アイツの心が弾んでいるのを感じた。
アタシの心も弾んだ。
どんなに楽しい時間も、一瞬で思い出に変わる。
かけがえのない記憶は、きっと何気ない日常の中にある。
そんな気がした。
セーマンにとっての何気ない日常。
タイ兄にとっての何気ない日常。
家族にとっての何気ない日常。
もしかしたら、
当たり前の日常こそ儚いことなのかもしれない。
だからこそ、
日頃何気なく過ごす日常こそ
かけがえのないものなんだってことを
こうして、気づかされるのかもしれない。
そう思うと、
いつもの夜が、特別な夜になった。。。
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「大変だ」と言わずに笑おう! 岡本家、家族の約束。/双葉社
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