おやつのチカラ。

およそ２週間前。
アタシは
liranka-87さんからコメントを頂き、
思い出したように記事を綴った。
（記事はコチラ→liranka-87さんへ）

ご質問を頂きながら、
大変な時差をお許し下さい。

岡本家のおやつについて。
ご質問頂きました。

岡本家台所番長、
ヤスバーンの
「おやつ」に対してのこだわりについて。

ご質問全文がこちら。

まずはご質問、ありがとうございます。
そして、過去ログまで読んで頂き、ありがたき幸せ。

我が家におけるおやつ。
こだわりと呼ぶにふさわしいかどうか、ですけど、
我が家のおやつは、
「一緒に食べたい」「食べさせたい」という
とてもシンプルポリシーです。

台所番長が買い物しながら、
「あ！柿だ！秋だー！」と感激すれば
そのまんまおやつになる。

必ずしもおやつ＝お菓子でないということが言えるかもしれません。
あ、もちろん、お菓子も多いですよ！
頂き物だったり、お土産だったり。

でも、みかんとか、バナナなど果物そのまんまだったり、
芋が美味しい季節なら「蒸し芋」だったり、
新米の季節なら、おにぎりだったり、
そんなシンプルなおやつであることの方が多いです。

夏なら、とうもろこしがそのまんま出てきたり。（笑）

オシャレなスウィーツとは程遠いかもしれないですが、
胃袋戦隊は、それを喜んでくれるんです。

美味しいねー。美味しいよー。って言いながら
食べてくれます。

手作りすることももちろんありますが、
こちらもいたってシンプル。

昔ながらの蒸しパンを作ることが多く、
オシャレとは程遠い。

蒸しパンが続くことだってよくあります。（笑）

ただ、
食事であれ、おやつであれ、
食卓こそ、思い出のアルバム。

ともに過ごす今の時期しか
味わうことのできない時間だと思うからこそ

目をキラキラさせて
「今日のおやつなんですかー？！」
と尋ねる胃袋戦隊に、
何かしらスパイスを加えて応えたい。

ただそれだけなんです。

「今日は柿だーーー！！秋だー！」

「今日も蒸しパン！だけど、昨日より上手くできたぞ！」

「今日は彼岸だ！ぼたもちだー！」

「旬って、やはり違うねー！
昔の人もこうやって食べてたんだろうねー。」

バタバタしていると、
作っておくことも難しいこともよくある。
果物を切っておくことさえ、時間がなかったりするもの。
そんな時は
「梨を想いのままに自由に切る権利」という付加価値をつけてみると
また楽しかったりするんです。
↑言い方の問題だけど。

食べるって、
ただお腹を満たすためだけの行為でなくて、
食べることによって
考えたり、感じたり、会話したり、
心を満たしてくれるものだって思うからこそ、
大事にしたいなって思うんです。

何を食べるかというより、
どう食べるかって感じでしょうか。

誰と食べて、何を語り、どう感じたか。
子供達の心の機微に、少しでも触れることができたなら、
これ以上嬉しいことはありません。

味気ないおやつの時間でなく、
味わい深いおやつの時間にしたいなーなんて思う台所番長。

たかがおやつ。されどおやつ。

自己満足かもしれませんが、
何気ない日常の思い出が、
やがては大きな糧となる

そんな気がして。。。。

ほんのすこし前まで
兄弟揃って食べていたおやつの時間も、
今や、小学生チームのみ。

中学生チームは
食後のデザートとして食べるようになった。

おやつ自体は変わらずとも、
ここ数年で、
それを取り巻く環境が大きく変わった。

子供達とおやつを共に楽しむ時間は、
本当に限られているからこそ、
今、何が出来るだろう？と
必死に考えてしまう今日この頃です。

岡本家の「おやつ」の思い出を
以下に挙げてみました。
もしよろしければ、ご覧頂ければ嬉しいです。