PPAPに思う。

想いのままに、少し勝手を語ります。
少し長めです。少し思い出話です。
そして、だいぶなぜか感慨深くなっています。

このところ、
岡本家が毎日のようにお世話になっている
ピコ太郎さんの
PPAP
ペンパイナーアッポーペン。

ギネス世界記録に認定されたり、
動画再生回数も世界一になったり。
世界が先に注目し、今や押しも押されぬアツい日本人。

須藤元気さん率いるワールドオーダーと出会った時と同じような
ゾクゾク感とワクワク感。

ピコ太郎さんの会見によると、
古坂大魔王さんではないらしいけれど、
１９７７年生まれのヤスバーン
ボキャブラ天国世代としては、
底抜けAIR-LINEで活躍していた古坂さんが
懐かしく思い出されて仕方がない。

当時、爆笑問題さんとか、
ネプチューンさんとか
海砂利水魚（現くりぃむしちゅー）さんなどと一緒に
お茶の間を沸かせてくれていた３人組底抜けエアラインの一番大きな人。

それが古坂さん。
弟が好きだったんだよなぁ。

当時のアタシは、
九州つながりで熊本出身・海砂利さん押しだったけど、
ボキャ天の中でも短い時間で、いろんな世界観を堪能させてもらえる
芸人さんがキャブラーとして登場するコーナーが大好きだった。

番組を見た後は、弟と一言一句おさらいしながら、
その世界観の余韻に浸るのが、楽しみだったことを覚えている。
↑勉強しろやって感じだけど（汗）

元キャブラーの
爆笑問題さん、ネプチューンさん、海砂利水魚（現くりぃむしちゅー）さんの
番組が多く見られるようになったり、
Uターン・土田さんが一人になっても面白さは健在だったり、
デンジャラス・ノッチさんが
オバマ大統領の真似で「YES!WE CAN!」と
お茶の間を賑わせたり
アリtoキリギリス・石井さんがドラマ「古畑任三郎」に出たり、
ナレーターとして活躍していたりすると、
ボキャ天ファンとしては、ゾクゾクしたものだ。

一方で、古坂さんはある時期からメディアの露出が少なくなっていたせいもあり、
にわかボキャ天ファンのアタシは、
自然な流れとして、とりわけ注視することもなくなっていた。

聞けば、
音楽に進み、その業界で活躍していたらしい。

とはいえ。

これだけ世界中を、
つまり地球を席巻するほどの超絶ブレイクは
そう起きることではない。

拙著「岡本家、家族の約束」の巻末対談の際、
ご一緒させて頂いた
バーバラ植村さん（歌手AIさんのお母様）の言葉を
ふと思い出す。

『成功している人って、例外なく苦労してる。
その成功が大きければ大きいほど、
その人が経験した苦労も大きくて計り知れない。
成功した人は、大きな苦労を乗り越えた人。
つまり、そういうこと。』

もちろん持ち前の才能や、運、環境によるところも大きいかもしれないけれど、
今回のピコ太郎さんの起こした奇跡は
古坂さんの軌跡の結果に違いないんだろうな…。

苦労を苦労と感じる人、感じない人、
それぞれあるかもしれないけれど、それはそれ。

作品の出来不出来も
成功かどうかも、
本人しかわからないだろうけど、
大きな結果を生んでいることは間違いなくて、
ここに至るまで、この結果に至るべき
さぞや大きなご苦労があったのだろう、と思うと
無性に感慨深く思えて、
古坂さんに、心からのリスペクトとエールを送らずにはいられない。

興奮を、元気をありがとうって思うと同時に、
親戚でもなんでもないけれど、
心からおめでとうございますって思う。
↑誰だ？アタシ・・・って感じだけど。

親子二代で楽しませてもらってること自体、

続けることの尊さを

教えられている気がする。

引き込もりがちだったアタシは幼少期も含め、
お笑い業界の人たちには、
とても元気を頂いている。

人を笑顔にするって、すごい。

うつむき下を向いていた少女に
前を向き、先を見る勇気、
そのきっかけをもたらすのだから。

私にとってのPPAPは
Pパワフル（力強い）
Pポジティブ（前向き）
Aアクティブ（元気な）
Pパッション（情熱）

実にファンタスティック！

頑張っている日本人がいて、
それが結果として
世界中に認められている、
ということ自体が
同じ日本人として、とても嬉しい。

勇気と元気をありがとうございます。
これからも応援しています。

ボキャ天好きだった女子高生が

母になり、今や我が子までも

楽しませてもらっていることへの

感謝を込めて。