ホルモンを食べるたびに、

村長がいつも言うセリフがある。

 

「いいか!みんな!なんでホルモンっていうか知ってるか?

ホルモンっているのは、その昔、捨てる場所だったらしい。

当時、「放るもん」と言われていたところで、

そのままその名残で、

「ホルモン」と言われるらしいぞー!(自信満々。)」

 

 

岡本家の人間全員が、

村長から何回も聞かされてきた。

 

しかし。

どうやら、それが全てではないらしい。

 

日本食肉協議会によると、

「ホルモンの語源は、

大阪弁の「捨てるものを意味する『放るもん』」説や、

医学用語であるドイツ語のHormon(ホルモン)、

英語のhormoneは、動物体内の組織や器官の活動を調節する生理的物質の総称から、

栄養豊富な内臓を食べると、活力がつくとして名付けられた説など諸説あり。」

 

だそうだ。

 

こはいかに。

 

「本能寺の変」「関ヶ原の戦い」も、

最終的に諸説ありと終着するからこそ、

歌に踊りに

爆発(エクスプロージョン)的に人気が出たにちがいない。

 

 

ここに

ホルモンのことを「放るもん」

再三聞かされて育った6歳児がいた場合、

耳が、ほおるもニズムされるのだろうか。

(ほおるもニズム→全てが放るもん的に聞こえてしまう、ありえない現象。)

 

村長が福岡博多からの出張土産を買ってきてくれた。

 

「博多通りもん、買ってきたぞーーー!」

 

 

うわーい!ありがとうございまーす!

 

長女カンちゃんを中心に

子供達は博多通りもんを愛してやまない。

 

もちろん6歳児も大喜びしていた。

 

そして、アイツの歓喜の表現に耳を疑った。

 

「やったー!

なかたほおりもんだーーーー!!!

大好きーーーー!!!」

 

 

image

 

 

その場にいた全員が思った。

 

中田放りもん?なんだ?それは?!」

アンタ、本当に大好きなのか?!」と。

 

 

image

 

博多どんたく衣装に身を包み、

「博多の街を練り歩く者」を表す(は)博多(と)通りもん。

 

 

たった二文字違うだけで、

「干された中田さん」または

「法の原理にめちゃくちゃ詳しい中田さん」

つまり中田法理者(ほうりもん)みたいに聞こえてしまうのは

アタシだけだろうか。

 

 

今日は肉(29)の日。

アイツが大好きななかたほおりもん

(正しくは博多通りもん)を眺めていたら

ホルモンが食べたくなった。(驚異的な展開に驚く。)

 

 

世の中、放るもんなんて、

きっとどこにもないのだ。

 

 

よし。ホルモン食べよう。

 

 

 

岡本家本✴︎好評発売中!

 

 

「大変だ」と言わずに笑おう! 岡本家、家族の約束。「大変だ」と言わずに笑おう! 岡本家、家族の約束。

1,404円

Amazon

 

 

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

更新情報が速攻で届きます!→読者登録

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

 いつも応援ありがとうございます。

皆様のクリックが励みになっております!

 

こちらも皆様のワンクリックで元気100倍!