セーマンと久しぶりに2人きりでいっぱい話をした。
兄弟が増えるにつれ、なかなか2人きりで話をする機会もなくなってくる。
ゆえに、とても貴重な時間だ。
2人きりになると、他の兄弟の目も気にせずに、
存分に愛の交換をし合うことが出来るから、
恐らくその子にとっては格別な時間なのではないかと信じている。
存分に愛の交換をし合うことが出来るから、
恐らくその子にとっては格別な時間なのではないかと信じている。
とりわけ、親のアタシにとっても、
遠慮なく目の前にいるアイツに集中して愛を注入できるから、大切にしたい時間だ。
遠慮なく目の前にいるアイツに集中して愛を注入できるから、大切にしたい時間だ。
どんなささやかなことでも、
思いっきり賞賛したり、撫で回したりできる、親バカ時間とも言えるかもしれない。
『パパと結婚して良かったー!だってセーマンに会えたからー!』
『セーマン、元気でいてくれてありがとねー!ママはそれだけで元気になるわー!』
ギューっと抱き締めながら、他の誰にも聞かせられないような、愛の言葉を恥ずかしげもなく、発射するのが通例となった。
アイツは嬉しそうに、耳も心も傾ける。
『セーマンの眉毛は、立派だねぇ。素晴らしい!』『髪より眉が長いなんて、なかなかないぞ。素晴らしいわ!。』
『濃いだけでなく、長さ太さ、ともに立派な眉毛だなんて、素晴らしい!』
するとアイツは言った。
嫌がるでもなく、喜ぶでもなく、
ごくごく普通の、織り込み済みの事実を受け止めるように、
「セーマン、そんなに眉毛、濃いかな~?」
アタシは、「え?自覚ないの?」と思ったものの、グッと飲み込み、
穏やかに微笑みながら続けた。
「うん!セーマンの眉毛は太くて長くて、立派だよー!」と。
するとアイツはイマイチ納得できない様子で、続けたのだ。
「でもね、小学校にはセーマンより、濃い眉毛の人がいるよ!」
え?え?え?本当に?!
どんな子?なんて子?すごいねーーーー!!!!
「あのね・・・」
セーマンの答えに驚くべき事実が発覚したのだ!
果たしてその答えとは?!
ドーーーーーーンっ!
ダーーーーーンっ!
バーーーーーーーンっ!
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そういえば、長女カンちゃんも
「いいなー、みーたん。眉濃くて。アタシ、眉毛みんなより薄いんだよね・・・(涙)」
と言ってたっけ。
・・・・( ̄ー ̄)。
カンちゃん、君の眉も十分な方だと思う。
よし。今度はみーたんと二人きりでお話ししよう。
そして「眉毛論議」に花を咲かせようではあるまいか。
物事全てアイデンティティ。
眉毛は個性。
素晴らしい神様からの贈り物でございますな。