11月最終週の休日。徹底的に親業スペシャル。
送り迎えもその大事な役目の1つ。

送り迎えの車中にて。
長女カンちゃんとの会話編。

ここからは超マニアックな話なので、
お付き合い頂ける方のみ読み進めて頂ければ幸いです。

本文に先立ちまして、文中に出てくる「クルトガ」とは、
長女が愛する三菱のシャーペンでuniシリーズの製品です。


母「最近、どう?学校楽しい?」

娘「うん!」

母「何が一番楽しい?」

娘「やっぱ生徒会でしょ。」
(↑生徒会長に就任以来生徒会愛が加速中。)


母「ふーん。勉強とか楽しければいいのにねー!(笑)」


娘「うーん。勉強はねー、楽しいっていうか、板書しているときの、クルトガがカチカチ言う音を聞くのが一番楽しいんですよねー!」


母『…。』←(心の声)は?なんだ、それ。


娘「あのクルトガがすこーしずつ、芯が出る感じ、たまらない。」


母『…。』←(心の声)あ?あんた、授業でちゃんと勉強してる?

娘「初代クルトガの書きやすさ。
あ、この初代というのは、ワタシの初めてのクルトガのことなんですけど、この書き味が忘れられなくて、最近、あのクルトガに戻ったんです。壊れていたと思っていたんだけど、最近、シャーペンに関しての不具合は、自分でわかるようになったから、自分で修理することができるようになって、復活させることができたんですよ!これも成長ですね!!
あの書き味というか、なんというか、とにかく初代クルトガは最高ですね!」


母 「・・・。」(心の声)っくー。成長って自分で言ってるし。

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《初代クルトガを手にする娘》




娘「この初代クルトガは何が不具合だったかというと、
一回ノックしただけで、芯がッダーって出てきていたんです。
これに関しては、シャーペンの芯を支えるとても小さな部品がすり減っていて、これを交換すれば復活することに気がついたんです。
この部品については、もう使わないというシャーペンを分解して、
その部品だけ取り出して、使い回せば、壊れていたものが復活するんですよ!」


母「へえ。」(心の声)・・・お前は誰だ?



娘「使いこめば使い込むほど、書き心地というか、ノックする瞬間の、クルトガが『クルトガっ!』という感じで、絶妙に回転するのを確認するのが、たまらないんですよね!!!」

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《試し書きかと思っていたら、まさかのクルトガを図解し始める娘》


母「ねえ。ママのシャーペンも壊れてるんだけど、修理できる?」

娘「症状は?」

母「シャーペンの芯が出てこない。」

娘「え?それ芯が入ってないんじゃないですか?」

母「違う!違う!芯を入れても出てこなくて、シャーペンの逆から芯を差し込んでも入って行ってくれない。」


娘「あー、それ詰まってるんだと思います。」

母「え?じゃあ、どうすればいい?」

娘「詰まってるのを取り除けばいいですよ。分解したらいいと思いますよ。」

母「え?分解?!」(・・・・超面倒くさいんだけど。。。)

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《図解している最中も、熱く語り続ける娘。》



娘「ちなみに、それ、ドクターグリップ(パイロットのシャーペン)ですか?」

母「いや違うけど、なんで??」

娘「シャーペンも種類によってそれぞれだから!対処が変わってくるんですよねー。」

母「いや、ジェットストリーム(三菱)の多機能ボールペンのシャーペン部分。」


娘「ジェットストリームか・・・。じゃあ、スタイルフィット(三菱)だとシャーペン部分のみ単体で売っているから、それを代わりに差し込めば、すぐに使えるようになりますよ。」

母「は?スタイルフィット?ジェットストリームだって!種類違うじゃん!!!」


娘「同じ三菱uniじゃないですか!!この場合はメーカーが一緒だから大丈夫。」

母「え?そんなもんなの?」



娘「あ、でも、長さが違う場合が多いので、その時はパイプの部分をカットすれば使えると思います。」


母「そ、そうなんだ・・・。」


娘「あ、着いた!ありがとうございます!行ってきます!」


車中の10分。
超個人的に、とてつもなく密度の濃い情報量。


娘、ここ数ヶ月でマニアっぷりが加速してる。



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ そして2時間後。

娘「ただいま帰りましたー!」

母「お帰りーーー!」

娘「シャーペンの件、分かってもらえました?」


母『・・・え?今( ̄□ ̄;)?』
↑いまいち分かっていない上に、またその話?と驚き9割。


娘「あー、言葉だけではなかなかわからないですよねーー。クルトガの魅力。あ!今から持ってきますんで、初代クルトガと、新しいクルトガを書き比べたら、すぐ分かりますよ。ちょっと待っててくださいね!」



(頼んでもいないのに、自分の部屋からクルトガを速攻持参する娘)


娘「これが新しいクルトガ。はいどうぞ。」

母 書いてみる「ふーん。」(いたって普通の書き味。)


娘「で、これが、初代クルトガ。はいこれ。」

母 書いてみる「あ、ああ。なるほど・・ね。」(なんか違う・・気がする。)

娘 「でしょ?でしょ?違うでしょ?書きやすいでしょ?
これが言いたかったんですよ!カチっと言いながらクルッとする瞬間が、使えば使うほど、いい感じになるんです!そして書きやすくなる!これは新品には出せない感覚。トガる瞬間が絶妙なんですよね~。シャーペン、いや、クルトガは年数によって 本当に味が出ますね~~。」


母 「・・・。」←全く分からないため、感情移入できずに困惑なう。


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《飲み込みの悪い母に、図解で新品と初代の違いを説明する熱い娘》
(ちなみに手前2本は新しいクルトガ)


娘「ああ!ダメだ・・・文房具に関しては喋りだしたら止まらない・・・。」


↑どうやら自覚はあるらしい・・・。




娘「わかって頂けました??誰もこの件に関してはなかなか共感してもらえないんですよね~。』


母「(だろうねぇ・・・。)」


娘「でも嬉しい~。母上とクルトガの良さを共有できて!!!
きょうはありがとうございました!おやすみなさい!」


母「・・・・。」(心の声)娘よ。すまん。母には共有できた実感が無い。


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車検ならぬ
シャー検(シャーペン検診)を週一で欠かさず行っている娘。

文房具に関して、
私が疎いのか?娘が熱いのか?


中学校では
購買部で文房具のカタログを見ることが、最高の楽しみだという長女カンちゃん。


アイツの文房具愛が止まらない。


母のハイテンションも
娘の文房具テンションには叶わない。

みんな違ってみんないい。

そんな週末のお話。


超マニアックな最後までお付き合いくださった読者様、
ありがとうございました。





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