夕飯は、今年もみんなで揃って
実母、マチコデラックスお手製の精進料理を頂いた。
お盆は、家族揃ってご先祖様に思いを馳せながら、
今を生かされていることを改めて感謝するという大切な時間だ。
そして、私たちにとっての今日という日は、
生きたくても生きられなかった人の明日。
戦後70年。
多くの人の命を奪った戦争。
志半ばで亡くなった多くの人たちが、
今を生きる私たちに伝えたいことは、なんだろう。
遺された人たちが、命をかけて伝え続ける意味。
私たち親世代は子供達に何を語れるだろうか。
まずは我が子とともに考えることから始めたいと思う。
戦争をしない努力。
平和を守る努力。
今日という日を息災に過ごすためには、間違いなく努力が必要なんだと思う。
今を生きる私たちとこれからを生きる子供たちが、
平穏無事に過ごすために努力をする。
月並みかもしれない。
その努力は、まずは戦争を知ることから始まるのかもしれない。
事実を知った先に、何を感じるか。
それから自ずと努力する方向が見えてくる。
今ある幸せは、約束されたものでもなんでもない。
この子達の未来を守るために、親の私たちは努力しなければ。
夏休み毎年訪れる知覧特攻平和会館。
戦後70年の今年は、広島の原爆ドームへ子供たちを連れて行こうと思う。
送り火の炎を眺めながら、5人の子供を育てる母として
気持ちを奮い立たせた戦後70年の終戦記念日。
長いと思っていた夏休みも、残すところあと2週間。
よし。今こそ、ご先祖様に恥じない毎日を。