久しぶりの学校が嬉しくてたまらない。
そんな様子が、ダイレクトに伝わってくる。
「いってきまーーーーーす!」
次に飛び出したのは、小2のセーマン。
余裕を持って出発する基本スタンスは、兄弟随一。
カメラに向かってピースサイン。その余裕がなんとも頼もしい。
「いってきまーーーーーーーす!!!!!」
次に飛び出したのは、次女ミーたん。
いつも彼女の出発はギリギリだ。そして、いつも一筋縄にはいかない。
飛び出した瞬間に、すぐに戻ってくるのもみーたんあるある。
「あーーーーー!帽子忘れたーーー!!!」
ほら。帰ってきた。。。( ̄ー ̄)
「ほかに忘れ物はーーーー?!」という母の声を背中で受け止め、一目散に走り去る。
「行ってきます!!!!」
いつだって最後を飾るのが、長男タイ兄。
時間的に余裕がないくせに、余裕があるように行動するのがアイツなのだ。
「ほらー!急げーーー!」と何度吠えたことであろうか・・(#`ε´#)
ニカニカと笑って出かけるアイツの顔力が、想像以上に激しくて、
母はついその圧に負けてしまう。。。
「いってらっしゃい!人を待たせるんじゃないぞっ!!!」
タイ兄を見送ったころ、次なる出発者が現れる。
「じゃ、いってきまーす!」
村長の番だ!前後に子供乗せられるぜ2号にまたがり、出勤。
ママチャリにヘッドセットにサングラスという
見事なアンバランスは、もはや彫刻作品のようだった。
颯爽とペダルを漕ぎ、街中に吸い込まれていく。
4人の姉と兄は出校日。村長は会社。
「いってらっしゃーーーーい!」
末っ子コーマルは、母と共にすべてを見送り、つかの間の留守を守ることとなった。
そうなのだ!この日、再会を果たしたお客様との熱い時間。
ほどなくして、玄関から声がする。
「ただいまーーーーーーーーーー!!!」
タイ兄だった。
アイツが一番乗りに帰ってくるなんて、実に珍しい。
アイツもコーマルと一緒だった。一刻も早く再会を噛み締めたかったのだろう。
アイツは、上半身裸でヌンチャクを持ってリビングにやってきた。
そして、
頼みもしないのに(←ここ重要。)、ヌンチャクを回し始めた。
どうやら喜びを表現したかったらしい。
・・・・・どうなの。それ。( ̄ー ̄)←母さん、遠い目。
きょうの岡本家には時間がないぞ!!!急げ!急げーーーー!!!
だって、だって、海を渡るんだからーーーー!!!!
さーーーー!夏を満喫しよう第1弾っ!
フェリーに乗り込み、向かうは大隅半島、垂水市だーーーー!!!
もちろん忘れちゃならないのが、フェリーのド定番、うどん。
ヤッスはエビ天うどんをいただいた。いと美味し!!!
ものをいただいている時は、至福の時であり、
胃袋戦隊が、1日で一番静かになる瞬間。
そしてこの光景を眺めるのも、母としては嬉しい瞬間。
o(^^o)(o^^)o
「外、気持ちいいーーーーー!!!」
青い空に白い雲。
エメラルドグリーンの海。
まるで絵に描いたような景色に、心を奪われる子供達。
潮風が心地よかったに違いない。
そして、岡本家、つーいーにっ!
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
垂水市猿ケ城渓谷。
フォーーーーーーウッ!!!
![{F416C212-A805-4689-BD2A-D9A0141C0034:01}](https://stat.ameba.jp/user_images/20150804/22/yasuyo0308/62/c2/j/o0480064013386289854.jpg?caw=800)
灼熱の太陽と、生い茂る緑と水のせせらぎ。
嗚呼!神よ!すべてを浄化したもふ!
母「ちょちょちょちょちょっと!!カンチャーーーん!!!
さいっこうに気持ちいいんだけど!!!」
さらに母「この景色を前にフォーウをせずしてどうするのーーー!」
娘「了解。(きっぱり)」←でかした!娘よ!
娘「はいっ!いくよーーーーー!」
母「はいっ!お願いします!!!」
せーのっ!
フォーーーーーーーウっ!
娘「好きだねーーー。。。。」
↑娘、母の生態を理解している模様。
めくるめく、ある夏の1日。
最高の物語が、今まさに始まろうとしていたのであります。