先日、カレーを作った。
カレーはカレーでも、いつものカレーではなく、
初めて作った3種のカレー。
「グリーンカレー」
「レッドカレー」
「イエローカレー」
色も違えば、辛さも違い、中に投入する材料も違う。
手軽にできる料理の代表格カレーだが、タイカレーとなると勝手が違った。
それぞれに適した肉も野菜も違うとのことで、
単純に日頃の3倍の時間と手間がかかった。
番長「ごはんよーーーーー!」
戦隊「きょうのご飯、なんですかーーーー?」
番長「きょうはカレーだーーー!」
戦隊「イエーーーーーイ!」
一連のやりとりを終えた胃袋戦隊は、着席し、その時を待つ。
「うわー!すげー!カレーなのに茶色じゃない!!」
「初めて見たーーーー!」
「いただきまーーーーーす!」
カレーはカレーでも、いつものカレーではなく、
初めて作った3種のカレー。
「グリーンカレー」
「レッドカレー」
「イエローカレー」
色も違えば、辛さも違い、中に投入する材料も違う。
手軽にできる料理の代表格カレーだが、タイカレーとなると勝手が違った。
それぞれに適した肉も野菜も違うとのことで、
単純に日頃の3倍の時間と手間がかかった。
番長「ごはんよーーーーー!」
戦隊「きょうのご飯、なんですかーーーー?」
番長「きょうはカレーだーーー!」
戦隊「イエーーーーーイ!」
一連のやりとりを終えた胃袋戦隊は、着席し、その時を待つ。
「うわー!すげー!カレーなのに茶色じゃない!!」
「初めて見たーーーー!」
「いただきまーーーーーす!」
「うわっ!辛っ!!!」
「っくーーーー!色薄いのに、辛いーーー!!!」
「黄色いやつ、美味しいーー!!」と胃袋戦隊全員斉唱。
「グリーンのやつが、好きだーーー!辛いけど。」と胃袋戦隊一部輪唱。
「赤いやつ、辛くて無理だーーー。」と胃袋戦隊全員合唱。
普通のカレーに比べて、どのカレーも辛いのは分かっていたし、
胃袋戦隊隊員が食べてくれるかも不安だったが、
食卓に新しい風を吹かせることで、
胃袋戦隊の味覚の幅が広がってくれたならと思うがゆえの、
定期的に開催される台所番長的味覚幅拡張キャンペーン。
口に合う合わないは別として、
その味を知っているかそうでないかは、大きい気がする。
食卓には、カレーの他に、春雨の酢の物も用意した。
エスニックつながりで、ナンプラーを味わおう大作戦。
カンちゃんは、とても匂いに敏感で、元々ナンプラーに対して苦手意識を持っていた。
小学生チームは未だ未開拓。
台所番長は、未だ胃袋戦隊にナンプラーの旨みを教えてあげられていなかった。
春雨酢の物に、ナンプラーを加え、その風味を体感しようキャンペーン。
ナンプラーを加える前と加えた後で、味を比較してみる。
蓋を開けて匂いを確認する本能的胃袋戦隊。
戦隊「うわっ。くっさ・・・。」
番長「ナンプラーは醤油の仲間よ。魚醤って言われるけど、魚を発酵させてできたお醤油よ!ナンは水、プラーは魚って意味なんだって。(広辞苑より。)」
戦隊「うわっ。くっさ・・・。」←まだ言うか。。
番長「その独特の匂いが旨みに通じるんだよ。タイとかベトナムの定番調味料だよ。」
「へぇ~。。。。。」←かなり警戒している模様。
「まず、そのままの状態で食べてみて。」
(普通の春雨酢の物を頬張る戦隊。)
「うん!美味しい!」
「では、ナンプラーをかけます。」
(見守る戦隊。)
「はい、食べてみて。」
(恐る恐る頬張る戦隊。)
「うわっ。。。私、やっぱりだめだわ・・・」とカンちゃん。
「これが、ナンプラーか、、、」しみじみ味わうタイ兄貴。
「ああ・・・・。洋服を食べている味がする・・・」とセーマン。
「うーん、っくーーーーー。」と言葉にならないみーたん。
「苦いーーー。。。」とコーマル。
ほんの数滴で、この威力。恐るべし、ナンプラー。
セーマンの「洋服を食べている味がする」という意見だけが、
著しく理解に苦しむ以外は、概ね妥当な反応なのかもしれない。
ヤッスバーンもパクチーの洗礼を受けて以来、
なかなかその衝撃はぬぐいきれない現実。
家庭で味覚の幅を広げるのには限界があるのかもしれないけれど、
家庭から始まることは間違いない気がしているからこそ、
台所番長として、出来ることから挑戦していきたいと思ったタイカレーの夜。
よし。ナンプラーを今度は炒め物で、戦隊達の元に届けてみよう。
タイカレー美味し。ナンプラーの壁厚し。