志布志市の皆様、
この度はママウンサー、岡本安代をお招きいただき、
本当にありがとうございました。

最初から最後まで、皆様の温かさに、とても力を頂きました。




志布志までの道中の3時間。
何をお話しようか、ずっと考えながら、
船に揺られ、バスに揺られながら、会場に向かいました。




人にはみんな役割があるはずです。
その役割を全うすることで、人は幸せを感じるのではないかと思います。

誰かの役に立てた時のその気持ちは、何にも代えがたい喜びをうむ、そう信じています。

役割を全うするためにあるのが、きっと仕事であり、個々の立場なのかもしれません。




久しぶりに与えらえた無の時間。

私の役目は、なんだろう。
いつも考えるこの自問自答。また改めて考える時間をもらった気がしました。


歌手は歌を通して、人を元気にして、人に勇気を与えるのが役割だとするならば、
ママウンサーは、なんだろうか。



引っ込み思案だった私に、「音読が上手だね」褒めてくれた小学校時代の先生。

その一言で、私は言葉に関わる職業に就こうと思いました。

その一言が、私を変えてくれました。


中学時代、美しい映像の魅力をさらに際立たせるナレーションを聞きました。
テレビから流れてきた別世界に引き込まれたのを今でも忘れることはありません。

その時、テレビに関わりたい、と強く思いました。


ふとしたきっかけ、出会いには
刺激、学び、共感、笑い、涙、納得、勇気、元気、憧れ、気づき、
いろんなものが眠っています。



私に、何ができるだろうか。

いや、できるなんて言ったらおこがましい。
私だって発展途上中であることは、間違いないのだから。

ママウンサーは基本主婦、これは間違いない。主婦は大仕事。
自分の事は基本、後回し。でもそれは特別なことでない、
みんながやっている主婦で母ちゃん。

それでも仕事を諦めたくなくて、女性であることを諦めたくなくて、
母ちゃんでいることを楽しみ、母ちゃんにしかできないことをするために
精一杯努力をしたいと思っている、ということも、きっとみんな同じ。




役員活動だって、あいご活動だって、
経験した者にしか分からないことがたくさんあります。

子育てだって、ワーキングマザーだって、
経験した人にしか分からないことがたくさんあるにちがいありません。

喜怒哀楽が詰まった「母ちゃん」業。

自分たちだけじゃないんだ。と思い合えることって
とても大切だと思うし、一人じゃないんだと思えると、人は強くなれる気がするから。




ママウンサーにできること、ってきっとそういうことなのかもしれない。


茶番劇場で笑っていただいて、親業経験談で思いを共有する。

そして
「よし!明日からまた頑張ろうっかなー!」って思ってもらえたならば、
これ以上に嬉しいことはないわけであります。


それがきっと、ママウンサーの私にできることであり、
ママウンサーとして育ててくれた人や、
ママウンサーとして呼んでいただいた方々へのご恩返しへの第一歩。

もちろん、ママでいさせてくれる家族があってのママウンサー。
これが、私の原点。




会場のお客さんは、とても温かい反応を返してくださり、
志布志の皆様の「志」を感じずにはいられませんでした。

講演会終了後、
生涯学習の「だれやめ講座」で講座生の方々が作ってくださった「志」の焼酎。

心尽しの「志」に胸が熱くなったのは言うまでもありません。




志布志市教育長はその昔、鹿児島市内の小学校でお世話になった元校長先生。

ヤッスバーンの講演をさらに引き継いで、見事にまとめて下さいました。

最後の最後まで勉強させていただいたのであります。



「岡本さんの講演を聞いたら、早くお子さん達の元へ届けたくなりました!
今から急げば、もっと早いバスが捕まるかもしれません!!!」


そう言って急いでバス停までの手配をしてくださった課長。
そして見えなくなるまでお見送り頂いた山本さん。

本当にありがとうございます!
志布志の「志」に、またも触れた気がします!

おかげさまで予想以上に到着し、
タイ兄貴の少年団のお迎えまで行くことができました!

(少年団マダムには「どうしたの?!その格好!」と驚かれましたが(笑))

家に帰ると、次女みーたんが、炊きたてのご飯で待っていてくれました。




まだ寒さが残るということで
長女かんちゃんが鍋を仕込んでくれていました。

回数を重ねるたび、味付けが上達していて、母ちゃん顔負けの仕上がりに
嬉しくなりました。


出汁はカンちゃん、盛り付けは村長です。(男前飯。)



お風呂から上がったセーマンとコーマルが
村長に群がって、「うわー!美味しそうーーー!」と歓声をあげていました。


「さー!肉、入れるぞー!!!!」

村長の言葉に、子供たちが湧き立ちました。

「ママー!お疲れ様でしたー!」
「パパ!きょうはサッカーありがとうございましたー!」


「きょうの一番の頑張り賞はみーたんだなー!」
と村長。

「乾燥機にご飯炊き、洗濯物もしてくれたしねーーー!
助かったよねーーーーー!」
と長女かんちゃん。


内気なみーたんは、はにかみながら、嬉しそうに着席するのであります。


食卓を囲みながら、きょう1日をみんなで報告し合いました。
何を話すというわけではないけれど、なんだか胸が熱くなりました。


志布志で出会った言葉を思い出しました。
「あなたは我が家の宝物で賞」両親からの我が子への表彰状。



一人一人が主役であり、大切な存在。それが家族。

あなたはワタシの宝物。

大切なことを再確認する機会を与えて下さった志布志の皆さんに感謝です。


志布志市教育委員会の皆様を始め、志布志の皆々様、ありがとうございました。
心から感謝申し上げます!






いつも応援ありがとうございます。

皆様のクリックが励みになっております!

こちらも皆様のワンクリックで元気100倍!
ぜひよろしくお願い致します!