みんなでお弁当食べた後、
みんなで話し合いの末に、決まった行き先はいつもの広場。

「えー?!せっかくだから遠くへお出かけしようよーー!」
と言ったのは母だけだった。

「だって、広ーーいところでサッカーしたいんだもん!」

最近、街中の公園は、ボール遊びが禁止のところが多い。

だから子供たちはなかなかボール遊びすることが出来ない。

犬が散歩出来ないくらい、
アイツたちは、ボールを追いかけられないストレスが溜まっていた。


よし!了解!さー!広~い広場に行こうーーーーーっ!
そして思いっきり走り回ろうーーーーっ!

港近くの広場は、風も強く、寒さが身にしみた。
でも、それ以上に、日の光が暖かかった。

北風と太陽。太陽に軍配が上がっていた。



でもアイツたちにとって、北風も太陽も関係なかった。

とにかく広いところで走り回ることが出来る。
ただそれだけで、嬉しかったに違いない。


「よっしゃーーーー!」

「サッカーだーーーーー!」


一目散に芝生に飛び出し、ボールを追いかけていたた。




「ママーーーー!あっくんがいたよーーーーっ!」

アイツたちは、走るのをやめ、駆け寄る。

あっくんとは、素敵マダムの1歳ベビー。

素敵マダム一家も、この場所にサッカーをするために来ていた。


「っくー!カワイイーー!」
岡本家一同、胸をキュンキュン言わせていた。





「あっくーん!ブッブだよー!カッコイイねーー!!」

極寒の港広場で、
唯一肌身を守ってくれている半袖Tシャツのイラストを説明するコー丸。

あっくんは、末っ子コー丸が兄貴気分を味わえる数少ない相手。
特に、末っ子コー丸の兄貴肌アンテナは、ビンビンに反応していた。




思いもかけず、久しぶりに再会した子供たち。

時間の隔たりなんて感じさせない。
たくさん笑い、たくさん走り、たくさん遊ぶ子供たちを
冬の桜島が、いつものように見守ってくれていた。





「おーーーーい!もう帰るよーーー!」

「えーーーっ?!いやだーー!まだ遊ぶーーー!



楽しい時間はあっという間。
それは大人も子供も変わらない。

気がつけば、もう午後6時。

さっきまで暖かく照らしてくれていた太陽も、
もう西の空に姿を潜める準備が整っていた。





「早く帰ろうーーーー!もう遅いし、寒いじゃーん!」


生涯半袖を誓う男タイ兄貴は、どんなに寒くとも、半袖を貫いた。

その一方で、その弟は、ついに脱落していた。



「コー、すげー、寒がりすぎーーー!!」
吠えるタイ兄を、母が静かに受け止めた。


コー丸。お前は、寒がり過ぎてなんかいない。

むしろ、やっと気づいたか?
それが、普通だ。

体感気温と画像が、初めて一致した瞬間だった。


「安代ちゃんから後光がさしてるーーーー!」
と素敵マダムが撮ってくれた写真。



ルーブル美術館を思わせる幻想的なお写真をありがとう。

寒すぎて、指先もかじかんで、顔も痛かった、格別の夕暮れ時。


「ねえ!夕飯、なーーに?」

帰ることが決まった途端に始まる夕飯談義も想定の範囲内。
「冷蔵庫に春巻きの皮があるの知ってるー!」
「夕飯は中華がいいーーーー!」


はあーー?!
春巻きの皮はあっても、具材の材料がないんだけどー。(涙)
(春雨とかタケノコとかさぁ~。かと言って、買いに行くの、面倒じゃーん←つい本音。)

とは言っても、何をしようか悩むより、
リクエストに応える方が、よほどスムーズに事が進むの巻。


わかったわ。
晩御飯は決まりよーーーーーっ!


たーだーし!!!あくまでも、冷蔵庫の在庫に応じてよーーーーっ!


というわけで。

なんとか、中華もどきで、夕飯完了。( ̄▽+ ̄*)

きょうは朝からカンちゃんとのデートから始まり、(←新春早朝デート)
村長との行楽もどきもできて、みんなでサッカーもできて、
ご飯もお腹いっぱい食べられて、
何より、風邪引くことなく、元気に遊ぶことができて、
家族みんなで同じ時間を共有できて、大満足の一日!

あと何回、みんなで揃って楽しめるだろうか・・・。

1日1日を大事にしたいと思う母さんなのであります。


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