最近、アイツは火曜日になると、男前になる。

顔とかスタイルとか、そういうことを言うのではない。

火曜日だけは、手際よく立ち回る。
その姿が実に男前なのだ。


火曜日は言わずと知れた、コーマル日直の日。

アイツは、俄然やる気を見せ、
台所に参上し、台所番長業務に勤しむ。

サラダを作り、(作ると言っても、野菜を切ることに意義ありね。)



玄米を研いで、米を炊く。

日直制度が始まっておよそ1年。実に手際がよくなった。




ご飯を焚いている間に、
自らテーブルセッティングを行う。

これを男前と言わずして、なんと言おうか。

(↑嗚呼。親バカ万歳。(。-人-。))



日直といえども、
まだ年中のアイツに火の元については任せることはできない。

だから、火の元をヤッスバーンが取り扱っている最中が
アイツと、ヤッスバーンのおしゃべりタイムなのだ。


コー「ママ!コーね、じー、かけるよ!(突如字が書けるよアピール)」

アイツはこれまで、キッチンでの雑談中に、料理に関係あることを話したことがない。


きょうは字が書けるようになったアピールがテーマだった。

ヤッス「すごいじゃーん!」

コー「うん!そして、じー、よめるーー!(字が読めるよアピール)」

ヤッス「へぇ~!すごーい!」

コー「ひらがなだとおもっているでしょー?」

ヤッス「え?違うの?」

コー「カタカナが、よめるようになったんだよーー!」

ヤッス「ひぇーーー!すごーーーい!」(チビッコには大げさに驚く法則。)

コー「じゃあ!見せてあげようか?」

どうやら、自分がカタカナをよめるところを、今から見せてあげるらしい・・・

コー「さっき、おはしのふくろに、
「あけろ!」って書いてあったのを読めたもーん!」

え?

お箸の袋に「あけろ」?

それってちょっと乱暴じゃないの?

ヤッス「えーー?本当?」←懐疑心満載。

コー「本当だって!!!ほらぁーーーーー!」

差し出されたお箸を見てみる。




・・・・・・( ̄□ ̄;)!!

そ、それはロ←ろ、じゃないわ!
コーマル、口←くち、よ!!」

ロ(ろ)と口(くち)。ほぼ一緒だわ。間違うのも無理ないわね。
でもね、かあさん、思うの、
あなたが言った「カタカナ読めた」という興奮より、
開け口の「開け」という「漢字を読めた」ほうが、母さんにとってはニュースだわ。


コーマル。
カタカナを読めたつもりが、読めていたのは、むしろ漢字だったという夜。


日本語の深さに感銘を受けた岡本家なのであります。



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