まずい。
まずい。

こんな夜なのに、
泣いてしまいそうだ。。。

いや、
正直言えば、もう泣いてしまった。。。


夜。
ベッドで読み聞かせをした。

プラネタリウムで
春の星座に興味を持った胃袋戦隊。

今夜読み聞かせに読んだ一冊は
ギリシャ神話。

1398092291602.png

おおぐま座、こぐま座、北斗七星など
春の夜空を彩る星座の話をした。


母の両隣に陣取った胃袋戦隊は
静かに母の語る神話に耳を傾けていた。


おおぐま座の話になると
戦隊達の「オイラ知ってる!」スイッチが
起動した。


「あ!知っている!」
「科学館で聞いた話だーー!」
「こぐま座とおおぐま座のしっぽが長いのは、
神様が慌ててお空に投げたんだよね!。
しっぽをつかんで投げたから
空に光るクマ達は、しっぽが長くなっちゃったんだよねーー!」
『うん!しょうだよーーーー!』

1398092390875.png


そうそう。
ゼウスの愛を受けた妖精が
女神の怒りを買って熊にされたと言われるおおぐま座。
その子供がこぐま座なんだって~。


いろんな物語があるんだね~。
面白いね~。


そんな話をしていたら突然
セーマンが腕にしがみついていた。

ん?どうした?
眠くなった?

「ねえママ、セーマン、ずっと6歳のままがいい。
そしたらママは年をとらずにずっと36歳のままでしょう?
ずっとこんな風に本読んでくれたり、
一緒に寝たり、出来るでしょう?
大人になったら
ママはおばあさんになって
セーマンより先にお空へいっちゃう…。
いやだもん。ママ、お空には絶対行かないで欲しいの。
だから、ずっとこのままがいいんだ…。」



なんだろう。
子供って言うのは
突然、予想もしないタイミングで
本気で核心を語る。


母さんは
くりくりの坊主頭を
なで回し、キツくキツく抱きしめた。


「痛いよ!痛ーーい!ママ苦しいよーーー!(笑)」



本当はこれくらいの強さじゃ足りないくらい
もっとぎゅーーーーってしたいぞーーー!
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。

母さんの胸が
じんじんして止まらないんだぞーーーー!
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


寝顔を眺めながら
母さんは涙が止まらなかった。

きっと明日になったら
何事もなかったように胃袋戦隊は
元気に走り回るだろう。

そして
母さんだって
何事もなかったように応戦するだろう。

でも
アイツがベットで呟いてくれたことは
これからもずっと母さんの心の中で
一番星のように永遠に光を放ち続けるに違いない。


だってね。
子が思うより、
親はずっとずっと強く
同じ事を思っていると思うから。

1398092548341.png

っくーーーー。
こんな夜更けに泣けてたまらない。

母さんというのは
こんな何気ない積み重ねこそ、
母親業という五里霧中の戦いにおいて
全ての原動力となるといっても間違いない。

それを知って、もう13年になる。

っくーーーーー。
明日はロケだというのに、
泣いてしまったら、目が腫れるではないかっ!


でもありがとう。

その言葉で元気と活力をもらったよ。

一番手がかかって泣かされたアイツに、
今、また
新たな形で泣かされている。


時が経つって、
嬉しいようで、寂しい。
頼もしいようで、切ない。

儚いからこそ、尊いものなのか。

セーマン、
ついでにいうと
母の年を1歳若く勘違いしてくれて、
ありがとう。
(* ̄Oノ ̄*)

明日のリポートは
10歳くらい若返ったつもりで
臨むわよ。
( ̄▽+ ̄*)



子供が元気でいることが親孝行なら、
まずは父ちゃん母ちゃんが元気でいることが
何をしてあげるよりも
きっと大切よね。

よし、元気でいなくっちゃ!

明日もみんなが元気に仲良く暮らせますように・・・・






いつも応援ありがとうございます。
皆様のクリックが励みになっております!




こちらも皆様のワンクリックで元気100倍!
よろしくお願い致します!