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岡本安代です。


3月11日。
鹿児島サンロイヤルホテル
前川定徳統括総料理長
レシピ本出版記念パーティー

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パーティーには
県の内外から
たくさんのご列席を賜りました。

前川シェフの
師匠でいらっしゃる
料理界のトップの方々も
多数ご出席くださいました。

開宴に先立ち、
故人へ
1分間の黙祷を捧げたあと、
ご来賓の方々にご挨拶を頂きました。


日本料理界のトップである
全日本司厨士協会の
西日本地方本部会長はこうおっしゃいました。

「いかにも前川定徳という料理人らしい
レシピ本である。
彼は舌ですべてのメニューを
作り上げてきた男だ。
皿というキャンパスに
料理という芸術を完成させた。
このレシピ本は
メニューそのものは
一般的な家庭的なレシピがたくさんある。
しかし
その分量、配分、行程
すべてにおいて
我々プロの料理人も非常に見応えのある
レシピ内容で驚いた。
後世にとってとても貴重な資料となるであろう。」

と。

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シェフが書き残したレシピには
卓越した創意工夫が
随所にちりばめられていることを
会長のこの言葉により
改めて知ることとなりました。

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そして乾杯の時。
乾杯のご発声は公私ともに
縁の深い南大隅町長。

登壇し
彼は言いました。

「師を想う料理人達の思いが
このような形となり、
本当に嬉しく思う。
私は生き方、考え方
すべてにおいて
前川シェフを「神様」だと思ってきた。
いろんな相談にも乗ってもらったし、
これから相談したいこともたくさんあった。

ともに眺めたかった佐多岬。

姿亡き形となった今、
私にとって彼は
本当の神になった・・・』

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そういって言葉を詰まらせたのです。



【乾杯!】


合図とともに、
会場は大きく動き出しました。

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お食事は
オープンキッチンの
ビュッフェスタイル。

前川シェフの育てた料理人達、
シェフの遺志を受け継ぐ者達の
まっすぐな姿を
お客様に見届けて頂きたい。

そんな
社長の思いによるものでした。

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会場にはたくさんの
お料理が所狭しと並べられました。

この日に限り、
レシピ本から抜粋した数々のレシピが
再現され、
シェフの愛弟子達により
次々とサービスされました。



お料理を紹介するプレートには
レシピ本における掲載ページも
案内されていました。

【24ページ:ブイヤベース】

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【92ページ:ステーキどんぶり】

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【100ページ:ニース風サラダ】

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前菜からスープ
肉料理、魚料理
デザートに至るまで、
およそ30種類がずらりと並び、
完成品を口にしながら、
その料理がどのようにして出来たのか
レシピ本で確認できるという、
目で見て楽しみ、
食べて楽しみ、
そして
読んで楽しめる。

まるで
種明かしの喜びを味わうような
パーティースタイルは
訪れた前川ファンの心をとらえました。

自分で食べてみて
『美味しい!』と感じたレシピは
そのまま家で再現できるのですから・・・。


司厨士協会西日本支部会長の
『彼なら「美味しい料理」という前に
「楽しい料理」と言いそうな気がするよ。』

そんな言葉の意味が
分かったような気がしました。


多くの人がお目当てのレシピを求め
行き交う会場に
私の緊張も次第に解けていくのを
感じるのでした。




■前川定徳レシピ本■
出版記念パーティー
おかげさまで
大盛会。
ありがとうございました。
(。-人-。)

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