※前ブログからの続きになります。
ぜひそちらから見ていただければ
幸いです。


先月の
第1回プロジェクト会議で
決まったことがあります。


今回のレシピ本は
「人とのつながり」を大事にした本にしよう。
前川総料理長は
とにかく「人」が大好きだったから。。。

鹿児島サンロイヤルホテル
社長の一声に、
一同、深く共感しました。


シェフを愛した人は誰であろう。
シェフを語る上でかけがえのない人は誰であろう。

ご家族の次に挙がった名前は

南大隅町の森田俊彦町長でした。。

南大隅町は
前川シェフの生まれ育った町です。

シェフは地元が大好きでした。
ふるさとを愛していました。

2人は
町長と料理長という枠を超えた
深いつながりでした。

前川シェフが
厚生労働大臣表彰を受賞したときの
祝賀会における森田町長の祝辞を
私は
今でも忘れることができません。

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『前川さんは、私にとって。。。。。
神様のような人です。』

この一言で始まった森田町長の祝辞。

当時司会者席にたっていた私の心を
一瞬で射抜いた記憶が、
会場の静寂とともに、
今鮮やかに蘇るのです。


町長への寄稿依頼が決まった瞬間、
気がつけば私は
白川課長に電話をしていました。

もうすでに退職されていた白川課長。


お互い気落ちしながら交わした電話から
早5ヶ月。


手放しで喜んでくれました。

『前川さんが、、前川さんが、、喜ぶ。。。』

と。。。。


そしてこのたび、
35歳の主婦が、
面識のない
森田町長にお会いして、
今回の経緯を報告し、
寄稿のお願いする席を設けて
頂いたのであります。


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その約束の日が、、、、
昨日。。。


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思いよ。。届け。。。。

私は
祈るような気持ちで
会場に急いだのであります。



【次へ続く・・・】