怒涛の15分…。
残すところあと5分。。。
いろいろあった最初の10分…。
デストロイヤーせーマンも
どうやら
母の一喝で
上の階に引きこもり、
静かになったところで…
あ、そうだそうだ!
先生!
ぜひロールケーキ
召し上がってください!!
長女カノ吉のリクエストで
手作りお菓子、
用意したんです♪
静寂を取り戻したリビングで、
おもむろに
「堂島した?ロール」を差し出す
マダム☆ヤスヨ
↓↓↓
何度も登場
【堂島した?ロール】
『うわぁ~!手作りですかぁ!美味しいですねぇ!』
先生に笑顔でお褒め頂き、
これまでのドタバタ劇に
精も根も尽き果てていたヤスヨオカモト、
生気を取り戻すのでございます
『ありがとうございます!これ、ビワなんです!』
と満面の笑みで言葉を重ねる
マダムヤスヨ
『今年、初めて食べるビワです!嬉しい♪』
女性の先生と
ロールケーキを前にして
穏やかに弾む会話に
35歳の乙女心が踊るのです
これですよ!これ!
思い描いていた
理想の家庭訪問は!!
しかし世の中そんなに甘くはないと
この短い瞬間にも
神は試練を与えるのでございます…
一人ほくそえむ
マダムヤスヨの耳に
遠くから叫び声が届くのです…
アイツの叫び声が…
アイツ。
↓↓↓
『ママ~!!ウ○コ、終わった~!』
…( ̄□ ̄;)!!
なぜだ?
なにゆえこのタイミングなんだ?
静かになったと思ったら、
アイツはトイレにいたらしい…
今のところ…
先生は気づいていらっしゃらない…
よし。
ここは、聞こえていないことにしよう…。
そう心に決めたマダムヤスヨ。
何事もないように、
先生と談笑を続けるのでございます…
そして、マダムヤスヨは
この判断が大きな誤りだったということに
気がつくのに
そう時間はかかりませんでした。
子どもというのは
親の返事が聞こえてくるまで
あきらめないという
特徴がございます…。
またしても
アイツの声が聞こえてきたので参ります…
アイツ
↓↓↓
『ママ!ウ○コ終わったって言ってるじゃーーん!』
『早く拭いてくださーーーーい!』
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
まさかのボリュームMAX、、 、
せーマン。。
分かったよ。。。
拭くよ。今すぐに。。。。
少し、黙ってくれたまえ。。。。
はぁぁ…
穴があったら入ってしまいたい…
悪夢だ…
生きた心地のしない
15分間。
そのうち10分は
長女カノ吉が話を繋いでくれた気がしてならない
怒涛の15分。
家庭訪問というより
むしろ
勝手に公開、飼育現場。
先生、お騒がせして
申し訳ありませんでした…
そしてまもなく
次女ミーたんの
担任先生がいらっしゃる時間が
刻一刻と迫って参るのでございます…