勇気が自信に変わるとき。その２

『ビエーーーン。・ﾟﾟ･(≧д≦)･ﾟﾟ･｡』

案の定、泣き声で「オイラは起きてるぜ」を
猛烈にアピールする2歳のホモサピ。

了解。。

朝だよ。朝。
着替えようね。
ご飯食べようね。
顔を洗おうね。

覚悟を決めた母は
幼稚園に挑む侍に、寄り添うことにしたのであります。

もう2歳。まだ2歳。まだまだ2歳。

泣いて当たり前。
手がかかって当たり前。

そう自らに言い聞かせ、
バスを待つ母と息子。

笑顔で母の顔を見る2歳児。

よかった。。。
きょうはゴキゲンだ。。。。

しかし、
その笑顔とはウラハラに、
母の腕を小さな手のひらで、しっかりつかみ離そうとはしないのであります。




彼は、頭では
「幼稚園に行くんだ」と分かっている。。。

でも体では
「ママと離れたくない」と感じている。

両足を母の腰に巻きつけ、
体中からこのまま抱っこしていて。。。という想いが
伝わってくるのであります。。。。

 

「いってまーしゅ！」

行ってきます！と笑顔で話すその言葉と
しがみつく態勢のギャップに、

2歳なりの葛藤を、徐にかんじるのであります。。。。


【次に続く…】