本日、仏滅。。。。。






この字面を目にすると、、、、





どこかしら、、、残念な気持ちに襲われるのは、、、





私だけでありましょうか。。。。





日本人のヤスヨオカモトでございます。。。





こんなにもさわやかな青空が広がっている鹿児島市☆






そんなさわやかさとは、対照的に、





少しばかりひんやりした乾いた空気は、、、




ヤスヨオカモトに含有されている水分を、、、





遠慮を知らない野良犬達のように、




惜しみなく奪い取っていくのであります。。。。





日に日に、年をとる、肌年齢。。。。





唇も荒れてしまうと、その痛みから、うまく笑うこともできない現実…。。。





口角をあげると、軋む、リップライン。。。。





割れる唇をかばうため、





育ちが良いわけでもないのに、、




「ホホホホホ・・・」と笑うしかないマダム☆ヤスヨ…






公家のような異様な笑顔に、、、、





末っ子コーキも。。。





首を振りながら、後ずさり。。。






ちょっと!!あたしゃ、、、、お前の母だぞ!!





血を分けた息子に、





妖怪を見るような目で見られるなんて、






本日、やはり、、、、仏滅。。。。(-_-;)





そんな沈んだ心に、、、、





一筋の光がさすのであります。。。





「毒には、毒をもって制す」






そうだ!こんな唇の荒れなんかに、振り回されてなるものか!





痛みを気にせず、いつも以上に笑ってやるんだ!




『コーキ♪ママよぉぉ♪』






少女マンガのヒロインのように、、、思いっきり、笑ってみせたのであります♪







あろうことか。。。





我が唇、





流血。。。。(゚Д゚)





コーキ、




首を振りながら、





ひたすら号泣。。。。(-_-;)







私って、いったい、なんなんだ・・・





『ああ無情  毒をもって  毒にやられる 仏滅の朝』

(少しでも好転するようにと、無理をしたのに、全く報われず、むしろ、撃沈したことで、悔やんでも悔やみきれない、ヤスヨオカモト嘆きの一句)






朝から、いろんな思いを抱えてスタートした、、、





12月6日。仏滅。。。





へこんでいても仕方ないと、






泣き叫ぶコーキを車に乗せて、





街へ繰り出す、血だらけマダム。。。




お出かけというより、、、




見た目、ほぼ、拉致。。。





そんなもの悲しい思いを胸に、




車を走らせるのであります。。。





まぶしく光る太陽。。。。





窓をあけると、運転席から、助手席にかけて吹き抜ける





12月の冷たい風。。。




そして、口から血を流すヤスヨオカモト。。。





絵にもならない私の横顔。。。




目の前に構える一本の信号機が、黄色から赤に変わり、、、





私は、交差点で、信号待ちに遭遇したのであります。。







先頭に止まるヤスヨオカモト号。。。






歩行者が行き交う交差点。。。。






眩しいと、クシャミが出てしまうデリケートな体質の





ヤスヨオカモト、、、




停車中ということもあり、




太陽の光は、三十路マダムの眼球に突き刺さり、、





激しいクシャミの嵐を引き起こしたのでございます…




『は、は、ひぇーーーくしょん(*_*)!』





悔しいのです。。。





なぜ、私は、運転席の窓を開けていたのでしょう…





品格と対極にある、絶叫のような低音域のクシャミは、、、






横断歩道上の、若者のたちの、すべての歩みを止めてしまったのでございます…






先頭ドライバーのヤスヨオカモト、、、





視線が重なる歩行者たちに、お詫びの会釈。。。





ルームミラーをみてみれば、、、、、





寒さで、紫色に変色した唇が、、、





クシャミによって、





さらなる流血・・・(-_-;)






後部座席から、漏れ聞こえる、幼児の泣き叫ぶ声。。。





もはや、、、、




これは、、事件です。。。。





早く、この場を立ち去りたい。。。




そんな、気持ちが、私を焦らせていたのかもしれません…






国道から小道へルートを変更し、





家路に急ぐヤスヨオカモトの前に、




突如、どこからともなく、





白いバイクにまたがった、精悍なポリスマンが現れ、






私の行く手を遮ったのでございます。。。





やはり、本日、仏滅。。。。





私自身、事件性に溢れているのね…_(._.)_



『何もしてません!!』



年甲斐もなく、必死にもがくヤスヨオカモト。


白いバイクにまたがった精悍なポリスマン、、、





『免許証を出してください!』





しずしず免許証を差し出すヤスヨオカモト。




免許証をみながら、一つ、一つ、確認をするポリスマン。。




ポリスマン「岡本安代さん、ですね。」





ヤスヨ「・・・ハイ」





ポリスマン「甲南高校、卒業。」




ヤスヨ「・・・ハイ」




ポリスマン「昭和52年生まれ。」




ヤスヨ「・・・ハイ」




・・・・・はい(゚Д゚)?




免許証って、母校も記載されてました?




ヤスヨ「免許証って高校名も書かれてましたっけ?」




ポリスマン「私の妻が、同級生です。」




ヤスヨ「・・・・(゚Д゚)?!」




ポリスマン「ついでに言うと、私も同級生です。」





ヤスヨ「・・・・なんですと(゚Д゚)?!」





今更ながら、、、、





大人げなく、動転していたことが、恥ずかしい。。。






そのポリスマンとは、高校時代、お話したことはなかったもののお互い、顔はわかるという間柄。。。





そんな彼の真摯な姿勢、心打つ、とても、頼もしいポリスマン(*^_^*)





同級生ということを聞き、親近感はもとより、とても、誇らしい気持ちになったのです。。。





高校時代から交際していた人と、ゴールインして、




家庭を築いているあたりも、なんとも男気溢れるではありませんか!(^o^)!





仏が滅してしまったような、ふさぎ込んだ気持ちから、





天変地異を、吹き飛ばすほどの衝撃の再会に、





心が踊った高校卒業後、16年経過の女子。




あえて言うなら、




もう少し、全体的に潤っているときに、華麗に会いたかったですね。。。




唇から血を流し、「ワタシ、なにもしてません!!」と訴えていた16年越しの再会が、




心底悔やまれます。。。





将来、警察官になりたいという、タイセーの将来像と、




目の前の同級生の姿とを重ねながら、、、、




思い出に変わる時間と、これから紡ぐ時間の狭間で、




女子高生のヤスヨと、5人の子持ちのマダムヤスヨが出会ったような、




そんな不思議な気持ちにさせられた、年の瀬でした♪




きょうもステキなハプニングに感謝。。。




そして、長々と、この茶番にお付き合いいただいた、皆さんにも、感謝。。。。




きっとチャリティーの心に溢れていらっしゃるヘビーリーダーズ(←熱心な読者の皆様♪)



心より御礼申し上げます♪




きょうもご精読ありがとうございました!




全ての育男育女の皆様に、心からのエールを送ります♪